《地縛共振》 †
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚されたフィールドのモンスターが効果で破壊された場合、
その内の1体を対象として発動できる。
お互いはそのモンスターの攻撃力の半分のダメージを受ける。
(2):EXデッキから特殊召喚された自分の闇属性Sモンスターが攻撃対象に選択された時、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
PREMIUM PACK 2024で登場した永続罠。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが効果破壊された場合にその内の1体の攻撃力の半分のダメージをお互いが受ける効果、エクストラデッキから特殊召喚された自分の闇属性シンクロモンスターが攻撃対象となった際にフィールドのカード1枚を破壊できる効果を持つ。
(1)はお互いが受けるバーン効果。
相手モンスターの除去をトリガーとするのが最も効率的だが、相手依存となるので発動は不安定になる。
安定した発動を狙うのならば自分でエクストラデッキからモンスターを特殊召喚した上でそのモンスターを効果破壊する必要がある。
しかしディスアドバンテージが大きく、効果破壊を何らかのコンボに組み込めるデッキでない限りはあまり望ましい方法ではない。
破壊先が大型アタッカーならばバーンの期待値自体は高いのでエンドカードにもなり得るが、自分もダメージを受けるため諸刃の剣ではある。
ダメージを受ける行為やライフを減らす行為自体が利に繋がるデッキで用いるのが良いだろうか。
《スクラップ・ドラゴン》等の「自身と相手フィールドのカードを破壊するエクストラデッキのモンスター」は無理なくトリガーを引ける。
中でも《邪竜星−ガイザー》は闇属性のシンクロモンスターでもあるため、(2)のトリガーとしても適する。
【竜星】自体が効果破壊をコンボに組み込みやすいデッキなので、全体としてのシナジーも悪くはない。
(2)はフィールドのカードの破壊効果。
トリガーは相手依存だが、闇属性のシンクロモンスターを活用するデッキならば機会自体は巡ってきやすい。
既にこのカードが表側表示の場合は公開情報となるので相手が攻撃を自重する可能性もあるが、それはそれで牽制としての役割を果たしている。
破壊するカードはカードの種類や表裏等の表示形式は問われず、自分のカードを破壊するコンボにも利用可能。
攻撃対象となったシンクロモンスターを破壊して(1)のバーンに繋げる使い方もできるが、蘇生・帰還されているものはトリガーにならない点は注意。
《地縛戒隷 ジオグレムリーナ》の(3)に対応する点から【地縛】とはそれなりにシナジーがある。
闇属性の融合・シンクロモンスター及びモンスター効果による効果破壊を活用するデッキなので(1)(2)共に発動は狙いやすい。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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