《調律師の陰謀/Tuner's Scheme》 †
永続罠
相手フィールド上にシンクロモンスターが特殊召喚された時に発動する事ができる。
そのシンクロモンスター1体のコントロールを得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは破壊された場合ゲームから除外される。
そのモンスターがフィールド上に存在しなくなった時、このカードを破壊する。
ABSOLUTE POWERFORCEで登場した永続罠。
特殊召喚されたシンクロモンスターをコントロール奪取する効果を持つ。
単に相手モンスターを奪うならモンスターの種類やタイミングに制限のない《大捕り物》の方が汎用性が高い。
こちらは攻撃もでき、効果も使えるのがメリットとなる。
破壊された後は除外されるため、再利用を妨害できるメリットもある。
使うならシンクロモンスターを想定したメタカードとして運用する事になる。
《ホップ・イヤー飛行隊》などによって行われる自分ターン中の相手のシンクロ召喚を逆手に取ればそのまま攻撃でき、奇襲向けのサイドチェンジ用カードとしては活用を考えられる。
《ギブ&テイク》などの自分から能動的に利用する手段を用意してみるのもいいかもしれない。
ライバルとして同じパックで登場した《シンクロ・コントロール》がある。
あちらはライフコストがあり、最長で2ターンまでしか奪取できないが、フリーチェーンの速攻魔法であり、即効性と妨害されにくさに秀でる。
また、あちらはシンクロに属するため、《デュエリスト・ジェネシス》によるサーチを活用することで腐るリスクを軽減できる。
どちらも一長一短ではあるが、環境が高速化していることや魔法・罠除去が蔓延していることを踏まえるとあちらのほうが環境にあっているといえるか。
サイドデッキに挿す場合、シンクロ魔法・罠カードを利用しないシンクロ召喚主体のデッキであればこちらに軍配が上がるか。
- イラストにはカード名にある調律師と思われる人物が音叉を握っている。
本来調律師とはピアノの音階を演奏者の希望に合わせて調整する専門家のことを指すが、陰謀と言っているあたりそのピアノに何か悪さをしようとしてるシーンであろう。
効果のコントロール奪取は、陰謀によって乱されたピアノのことを指しているのだろう。
- アニメZEXALでは、すべての特殊召喚に対応している永続罠《ウラ霧》が登場している。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:この効果は対象をとる効果ですか?
A:はい、その特殊召喚したシンクロモンスター1体を対象にとります。(09/11/17)
Q:相手フィールド上にシンクロモンスターが複数同時に特殊召喚された場合でも発動できますか?
A:はい、その複数同時に特殊召喚されたシンクロモンスターの中から1体を選択して発動できます。(09/11/17)
Q:効果処理時にこのカードの発動時に選択したシンクロモンスターが裏側表示になった場合にコントロールを得る効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(09/12/23)
Q:この効果で選択したシンクロモンスターを対象にとり続けますか?
A:はい、対象をとり続けます。(09/11/17)
Q:コントロールを得ている時にこのカードがフィールドを離れた時、コントロールは戻りますか?
A:はい、このカードがフィールドを離れるなどして対象をとり続ける関係がなくなれば戻ります。(09/11/17)
Q:コントロールを得ているシンクロモンスターを《月の書》等で裏側表示にした後にこのカードがフィールドを離れた時、コントロールは戻りますか?
A:いいえ、対象をとり続ける関係がなくなっていますので、コントロールは戻らず破壊された後に除外されることもありません。(09/12/02)
Q:このカードでコントロールを得ているシンクロモンスターが《洗脳−ブレインコントロール》等で相手フィールド上にコントロールが移り、相手フィールド上で破壊された場合でも除外されますか?
A:はい、除外されます。(09/12/02)
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