遊戯王カードWiki - 《超重武者バイ

《超重武者(ちょうじゅうむしゃ)バイ－Ｑ(ク)/Superheavy Samurai Motorbike》 †

チューナー・効果モンスター
星２/地属性/機械族/攻 800/守1200
このカード名の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「超重武者バイ－Ｑ」以外の「超重武者」モンスター１体を手札に加える。
(2)：１ターンに１度、自分フィールドの機械族モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを２つ上げる。

　CYBERSTORM ACCESSで登場した地属性・機械族の下級モンスターのチューナー。
　自分墓地に魔法・罠カードが無い場合に手札から捨てる事で同名カード以外の超重武者をサーチする起動効果、自分の機械族１体のレベルを２つ上げる起動効果を持つ。

　(1)は自身をコストにした超重武者のサーチ。
　【フルモンスター】型の【超重武者】においては実質デッキ内の任意の超重武者の代わりとなるカードであり、利便性は非常に高い。
　初動としては《超重武者装留イワトオシ》かそれをサーチできる《超重武者ダイ－８》、あるいはそれらをリクルート可能な《超重神童ワカ－Ｕ４》を、中盤以降はこのカードをそのまま蘇生できる《超重武者テンＢ－Ｎ》あたりが主な候補となるか。

　(2)は機械族１体のレベル変動。
　自身がチューナーであることも踏まえると、主にシンクロ召喚のレベル調整に用いることになる。
　ただこのカードは(1)の使用がメインになりがちであり、【超重武者】での召喚権は他のカードに回したい。
　上記の《超重武者テンＢ－Ｎ》とはその点相性がよく、このカード１枚からレベル６、８のシンクロ召喚及びランク４のエクシーズ召喚の好きな方に繋ぐことができる。
　《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》で蘇生できることからレベル10シンクロ召喚まで届く。
　カード名に対する１ターンに１度の制限ではないため、複数枚並べたり効果使用後に《超重武者カカ－Ｃ》のリンク素材にして蘇生することでさらに上のレベルのシンクロ召喚も可能。

2023年に環境で活躍した【超重武者】抑制のため、23/07/01に準制限カードに指定された。
しかし、過剰規制と判断されたか23/10/01にすぐに制限解除された。

兜を模した意匠を持つがその姿は文字通りバイクそのものと、日本神話や弁慶伝説から取られることが多い超重武者としてはやや異色のモチーフである。
アニメARC-Vにおいて、【超重武者】を使用する権現坂はシンクロ次元編でバイクに乗った状態でのデュエルを行うライディング・デュエルを体験しており、その縁から選ばれたものだろう。
- 劇中のアクションデュエルにおいては、モンスターに騎乗する、モンスターをロープ代わりにするなど、モンスターを利用してアクションカードを入手することも多い。
  その場から一歩も動かない「不動のデュエル」を得意とする権現坂はそのようにモンスターを利用することもなかったのだが、「遊矢vs権現坂vs沢渡vs月影」戦においては《超重蒸鬼テツドウ－Ｏ》に乗り、アクションカードを取りに行っている。
  このモンスターは権現坂の戦法の変化を鑑み、騎乗することで移動できるモンスターをイメージして作られたのかもしれない。