《突然回帰/Mutamorphosis》 †
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの融合・Sモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターの元々のレベルと同じレベルを持つモンスター1体をデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに手札に戻る。
PHANTOM NIGHTMAREで登場した通常魔法。
融合・シンクロモンスターをコストとしてリリースし、その同レベルモンスターをリクルートする効果を持つ。
リリースコストが融合モンスター・シンクロモンスターに指定されており、普通に使うとディスアドバンテージが大きい。
リクルート先の効果でアドバンテージを得る、リリースコストに(フィールドから)墓地へ送られた場合の効果を持つものを選ぶ、《簡易融合》などの少ない消費でリリースコストを用意する、等の工夫が欲しい。
真っ当な使い方をする場合、リリースコストの都合を考えると、質・量・出しやすさの観点でレベル7・8がリクルートを狙いやすい。
また、融合モンスターでも自身の効果で簡単に出せるものはいくつか存在し、例えば《ネメシス・コリドー》から出せる《超雷龍−サンダー・ドラゴン》、相手モンスターを融合素材にして出せる《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》、《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》などがある。
《簡素融合》・《インスタント・コンタクト》等とコンボすれば、調達手段の限られるレベル6・7にもアクセスできる。
《融合強兵》であればエクストラデッキに必要なカードは増えるがレベル10・12にもアクセス可能。
《神・スライム》であれば特定のカード1枚からレベル10に繋げることができる。
【神碑】では速攻魔法の共通効果で簡単にリリースコストを用意でき、レベル2〜5・9の任意のモンスターをリクルートできる。
【DD】では《DDD烈火大王エグゼクティブ・テムジン》・《DDD剋竜王ベオウルフ》・《DDD呪血王サイフリート》をコストに《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》をリクルートをすれば、あちらの(1)によりコストにしたモンスターを即蘇生でき、ランク8のエクシーズ召喚も可能となる。
この用途では《ペンデュラム・アライズ》とほぼ変わらないため、コストやリクルート先で使い分けるといい。
《オルターガイスト・ドラッグウィリオン》・《カオス・ビースト−混沌の魔獣−》など自己再生効果持ちや、《ゴーティスの双角アスカーン》・《ゼラの天使》など帰還効果を持つモンスターであればアドバンテージをあまり失わずにコストにできる。
また、《スカーレッド・デーモン》や《赫焉竜グランギニョル》のような後続を残せるモンスターもコスト候補であり、これらで同レベルを2体並べられればエクシーズ召喚を狙うことができる。
リクルートしたモンスターは攻撃・効果の使用には制限はかからず、エンドフェイズまでに各種素材に使ってしまえばデメリットも無視できる。
逆に、手札に欲しいモンスターの場合はあえてエンドフェイズまで維持してバウンスで回収する選択肢もある。
相手ターン中に手札から特殊召喚できる効果を持つモンスターなら、このデメリットも負担になりにくい。
バウンスされるデメリットまで含めて有効活用できるモンスターとなると、層の厚さに優れたレベル8の《妖眼の相剣師》が有力候補となるだろう。
- 「バックミューテーション(back-mutation)」とは「復帰突然変異」(以前の形質を取り戻す突然変異)のことである。
カード名は《突然変異》を意識して「回帰」という言葉を当てているのだろう。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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