《被検体ミュートリアGB−88/Myutant GB-88》 †
効果モンスター
星4/水属性/サイキック族/攻 500/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のフィールドゾーンに「ミュートリア進化研究所」が存在する場合、相手メインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):相手ターンに、このカードが特殊召喚に成功した場合、
このカードをリリースし、手札または自分フィールドの表側表示のカード1枚を除外して発動できる。
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
レベル8の「ミュートリア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
WORLD PREMIERE PACK 2021で登場した水属性・サイキック族の下級モンスター。
《ミュートリア進化研究所》が存在する場合に相手メインフェイズに手札から特殊召喚する誘発即時効果、相手ターンに特殊召喚に成功した場合、自身をリリースしフィールド・手札のカードを除外して発動し、墓地あるいは除外されているレベル8のミュートリアモンスターを特殊召喚する誘発効果を持つ。
(1)は自己特殊召喚効果。
ステータスの関係から壁とするのは厳しいため、基本的に(2)につなげることを目的とした効果と捉えるべきだろう。
(2)はレベル8のミュートリアモンスターを特殊召喚する効果。
コストは他の下級ミュートリアと同じだが、こちらは特殊召喚先を任意に選べる代わりに、蘇生・帰還に限られる。
このため《灰流うらら》には強いが《屋敷わらし》などに弱い点が異なる。
効果処理時に特殊召喚対象を選ぶため、《D.D.クロウ》や《墓穴の指名者》で除外されても特殊召喚は行える。
下準備は必要だがミュートリアを除外する手段は多いため、特殊召喚元にモンスターがいないという状況はほとんどないだろう。
(1)の効果以外の特殊召喚でもトリガーになるが、レベルから他の下級ミュートリアと違い《緊急テレポート》には対応しない。
特殊召喚先はステータスも高く耐性もあるとはいえ、相手ターンに特殊召喚されるため、除去などにもあいやすい。
特殊召喚先を選択できる場合、相手の展開から最も厄介な効果を判断し、それに対処できるモンスターを選びたい。
【ミュートリア】でこのカードを相手ターンに特殊召喚するパターンの一例として、下記の手順が取れる。
- 《ミュートリア超個体系》で特殊召喚する。
- あらかじめ《ミュートリア進化研究所》を出しておき、次の相手ターンで《ミュートリア超個体系》や《緊急テレポート》で《被検体ミュートリアM−05》をリクルートしてこのカードをサーチ、その後(1)の効果で特殊召喚する。
- 手札に《被検体ミュートリアST−46》と《被検体ミュートリアM−05》がいるとき、《被検体ミュートリアST−46》を召喚して《ミュートリア進化研究所》をサーチ、その後《ミュートリア進化研究所》の効果で《被検体ミュートリアM−05》を手札または除外ゾーンから特殊召喚し、《被検体ミュートリアM−05》の効果でこのカードをサーチし手札に持った状態で相手ターンに(1)を使う。
- イラストは他の下級ミュートリアと同じくカプセルに収められた被検体だが、このモンスターのみカプセルを破壊して触手を広げている。
なお、モンスターの入っていた装置のプレートには(触手で一部隠れているが、他の被検体のプレートを考えるに)「GB−88/I」と書かれていたようだ。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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