遊戯王カードWiki - 《魔界台本「魔界の宴タ女」》

《魔界台本(まかいだいほん)「魔界(まかい)の宴(エン)タ女(メ)」/Abyss Script - Abysstainment》 †

　※「タ」は機種依存文字のため、ルビで代用しています。正しくは「口偏に它」。

永続魔法
このカード名の(1)の効果は１ターンに２度まで使用できる。
(1)：自分フィールドの「魔界劇団」モンスター１体をリリースし、
自分の墓地の「魔界台本」魔法カード１枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
(2)：自分のＥＸデッキに表側表示の「魔界劇団」Ｐモンスターが存在し、
セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「魔界劇団」Ｐモンスターを任意の数だけ特殊召喚する。

　COLLECTORS PACK 2017で登場した永続魔法。
　魔界劇団をリリースすることで魔界台本をサルベージできる効果、セットされた状態で破壊された場合に魔界劇団を任意の数だけリクルートできる効果を持つ。

　(1)の効果は魔界劇団をコストに魔界台本をサルベージする効果。
　魔界台本は基本的に魔界劇団モンスターがいなくては使えないので、コストで魔界劇団がいなくなっては意味がない。
　ペンデュラム召喚で復活することができるとはいえ、安易な乱用は可能な限り避けたい。
　一旦セットでフィールドに出すので、破壊された場合の効果も一応狙えるが、中身が相手にもバレているためコンボを狙わない限りは単なる牽制に留まるだろう。

　(2)の効果は魔界劇団のリクルート。
　任意の数をリクルートでき、レベル制限等も一切ないので、メインモンスターゾーンを埋め尽くすことができる。
　能動的に発動を狙う場合については《魔界台本「オープニング・セレモニー」》を参照。
　魔界台本の共通効果の中でも得られるアドバンテージが大きいため多少の消費を擁したとしても狙う価値はある。
　そうでなくとも相手の魔法・罠除去や全体除去を牽制する役割としても機能しやすいだろう。