《魔導書庫ソレイン/Spellbook Library of the Heliosphere》 †
通常魔法
自分の墓地の「魔導書」と名のついた魔法カードが5枚以上の場合に発動できる。
自分のデッキの上からカードを2枚めくる。
その中の「魔導書」と名のついた魔法カードを全て手札に加え、残りのカードをデッキに戻す。
「魔導書庫ソレイン」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は「魔導書」と名のついたカード以外の魔法カードを発動できない。
EXTRA PACK −SWORD OF KNIGHTS−で登場した通常魔法。
デッキの上の2枚の中に含まれた魔法カードの魔導書を手札に加える効果、魔導書以外の魔法カードの発動を制限するデメリットを持つ。
発動条件は墓地の魔導書が5枚以上と重く、デュエル序盤では腐る可能性が高い。
《グリモの魔導書》や《ヒュグロの魔導書》等のサーチ効果を持つ魔導書を多数使った後でなければ発動は難しい。
墓地の魔導書を減らす《魔導法士 ジュノン》や《魔導書院ラメイソン》との相性も良くない。
その上発動したターンは魔導書以外の魔法カードが使えず、このカード自体も1ターンに1枚と制限されている。
そのためこのカードが手札に複数枚ある場合も、《無謀な欲張り》のようにデメリットを重複させるようなテクニックが使えない。
これらの点はサーチが容易な魔導書なことを利用し、採用枚数を最小限にしてこれらのデメリットを上手く掻い潜れる状況で発動できるようにするといいだろう。
肝心の効果は最大で1枚のアドバンテージ・最悪の場合手札を1枚消費してデメリットが残るだけと運任せに発動させるのはお勧めできない。
《天変地異》や《ゾンビキャリア》などでデッキトップを把握すれば1枚、複数併用すれば《強欲な壺》と同じ1:2交換が可能。
魔導書の1枚であり、デッキトップを操作する効果を持つ《魔導書整理》とは特に相性がいい。
しかし他のカードとのコンボ前提な上、各種制約を考慮すると、魔導書を確保したいのであれば《グリモの魔導書》や《強欲で謙虚な壺》の方が格段に使いやすいと言える。
サーチして発動条件を満たした場合では、デッキの魔導書の枚数が減っており、魔導書をめくる可能性が下がる。
他のデッキトップ操作が可能な《カード・アドバンス》等とも併用できない分、使い勝手は悪い。
- 手札に加えることのできる枚数の期待値は、40枚でデッキを構築したとして魔導書10枚投入で0.5枚、20枚で1.0枚、30枚で1.5枚となる。
魔導書はサーチに長けており、その分デッキ内の魔導書の割合は少なくなってしまうので、実際には更に多くの魔導書を投入しておく必要がある。
- カード名のモチーフは、タロットカードの大アルカナの一つであるカード番号19の「The Sun(太陽)」のフランス語での呼び名「Le Soleil」だろう。
カード番号は19、正位置では「成功、誕生、祝福、約束された将来」、逆位置では「不調、落胆、衰退、堕胎・流産」などを意味するカードである。
- 英語名の「Heliosphere」とは「太陽圏」と訳され、太陽から放出される高温のプラズマ(太陽風)が届く空間を指す。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:自分のデッキに魔導書と名のついた魔法カードが存在しない場合でも発動できますか?
A:はい、発動できます。(13/05/19)
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