《魔導書廊エトワール/Spellbook Star Hall》 †
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分または相手が「魔導書」と名のついた魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
自分フィールド上の魔法使い族モンスターの攻撃力は、
このカードに乗っている魔力カウンターの数×100ポイントアップする。
また、魔力カウンターが乗っているこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
このカードに乗っていた魔力カウンターの数以下のレベルを持つ魔法使い族モンスター1体を
デッキから手札に加える事ができる。
EXTRA PACK −SWORD OF KNIGHTS−で登場した永続魔法。
魔導書が発動する度に自身に魔力カウンターを乗せる効果、魔力カウンターの数に応じて自分の魔法使い族を強化する効果、自身が破壊された時に魔法使い族をサーチする効果を持つ。
1つ目の効果は、魔導書が発動する度に自身に魔力カウンターを乗せる効果。
【魔導書】やそれに類するデッキで使用することになる。
【魔導書】では魔導書の回転率が早く、1ターンに複数の魔力カウンターを貯めることができ、《グリモの魔導書》とサーチした魔導書を発動するだけで魔力カウンターが2つ乗る。
乗せられる魔力カウンターの数に上限はないので、魔力カウンターを貯め続けることができる。
貯めた魔力カウンターは、魔力カウンターの所在を問わない《アーカナイト・マジシャン》等の効果にも活用できる。
2つ目の効果は、魔力カウンターの数に応じて自分の魔法使い族を強化する効果。
強化効果の上昇値は低いものの、自分のみの全体強化なので、少数の魔力カウンターしかなくてもある程度の効力は期待できる。
3つ目の効果でこのカードへの除去を牽制できるので、このような効果の大きな脅威となる除去を恐れず利用できるのが大きな強みと言える。
3つ目の効果は、自身が破壊された時に魔法使い族をサーチする効果。
魔力カウンターを乗せるほどサーチの選択肢を広げられるが、魔力カウンターが少ない状態でも《エフェクト・ヴェーラー》等のレベル1魔法使い族をサーチできるので、魔力カウンターの量はあまり重要ではない。
このカードを自分で破壊してサーチ効果を使うのも手だろう。
自発的にサーチをするなら、カード消費なしにトリガーを引ける《魔導戦士 ブレイカー》・《魔導法士 ジュノン》を利用すると良いだろう。
ただし、《魔導書院ラメイソン》同様に、タイミングを逃す恐れがある点や、バウンス・除外等の破壊を介さない除去には注意が必要である。
- カードの由来は、タロットカードの大アルカナの一つ「The Star(星)」のフランス語での呼び名だろう。
カード番号は17、正位置では「希望、ひらめき」、逆位置では「失望、無気力」などを意味するカードである。
また、エトワールは《エトワール・サイバー》にあるように星を意味する単語である。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:魔力カウンターを置く効果はチェーンブロックが作られますか?
A:いいえ、作られません。(13/05/19)
Q:魔法使い族モンスターを手札に加える効果はチェーンブロックが作られますか?
A:はい、作られます。(13/05/19)
Q:ダメージステップ中に魔法使い族モンスターを手札に加える効果を発動できますか?
A:はい、発動できます。(13/05/22)
Tag: 《魔導書廊エトワール》 魔法 永続魔法 魔導書