遊戯王カードWiki - 《未界域のチュパカブラ》

《未界域(みかいいき)のチュパカブラ/Danger! Chupacabra!》 †

効果モンスター
星４/闇属性/悪魔族/攻1500/守 400
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
自分の全ての手札の中から、相手がランダムに１枚選び、自分はそのカードを捨てる。
それが「未界域のチュパカブラ」以外だった場合、
さらに手札から「未界域のチュパカブラ」１体を特殊召喚し、自分は１枚ドローする。
(2)：このカードが手札から捨てられた場合、
「未界域のチュパカブラ」以外の自分の墓地の「未界域」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

　EXTRA PACK 2019で登場した闇属性・悪魔族の下級モンスター。
　自身を特殊召喚する未界域共通の起動効果、捨てられた場合に同名カード以外の未界域を蘇生する誘発効果を持つ。

　(1)(2)の効果は《未界域のビッグフット》を参照。

　このカードの固有効果は同名カード以外の未界域モンスターの蘇生。
　未界域は積極的に捨てるデッキのため墓地にモンスターを確保することは難しくない。
　筆頭は《未界域のビッグフット》であり、高い攻撃力を活かすことができる。
　相手ターンに捨てることで緊急的な壁を作ることも可能。
　他の未界域の効果で捨てられた場合は２体のモンスターが並ぶため各種素材の確保のために役に立つ。
　未界域は一度フィールドに出すとバニラとなるため、活用法をしっかり考えておきたい。

　下級モンスターのため、(1)の効果に頼らずとも通常召喚できる。
　また、悪魔族サポートカードを暗黒界や魔轟神と共有できるのもこのカードの利点となる。

元々は、TCG版Cybernetic Horizonで追加された12種の海外新規カードの内の１枚である。

モチーフは、チリ・メキシコ・アルゼンチン・アメリカなどに出没したという未確認生物の一種「チュパカブラ/Chupacabra」だろう。
「ヤギの血を吸う」という特徴からつけられたスペイン語の名前であり、英語では直訳され「ゴートサッカー/Goatsucker」と呼ばれることもある。
体長は１～２ｍで全身が毛で覆われ、鋭利なトゲが頭から背中にかけて生えておりカンガルーのように飛んでくるという。
宇宙人説・宇宙人のペット説があることから「キャトルミューティレーション」と関連付けられることもある。
1995年初頭に発見目撃されて以降、1000件以上の目撃証言があり、非常に凶暴性が高く家畜だけでなく人間を襲うというケースもある。
しかしその正体は、「皮膚病により毛が剥げ落ちたコヨーテ」という説が一般的である。