《予見通帳/Ledger of Legerdemain》 †
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキの上からカード3枚を裏側表示で除外する。
このカードの発動後3回目の自分スタンバイフェイズに、
この効果で除外したカード3枚を手札に加える。
CYBERNETIC HORIZONで登場した通常魔法。
3枚のカードを裏側表示で除外し、3ターン後のスタンバイフェイズに手札に加える効果を持つ。
《強欲な壺》をも上回る2枚のハンド・アドバンテージを稼げるが、往復6ターン待つ必要がある。
高速化が進んだ現環境では6ターンはあまりにも長く、手札に加える前に決着がついてしまう可能性を無視できない。
初手で発動しても間に合わないことは珍しくなく、引くのが遅ければ腐る確率は大きく高まる。
一般的なデッキにおいてはリスクが大きすぎ、同じハイリスク・ハイリターンなドローカードでも即効性のある《強欲で貪欲な壺》や《強欲で金満な壺》が優先される。
採用を検討できるのは、《バトルフェーダー》や《速攻のかかし》を複数枚積むなど、デュエルを長引かせる要素を含んだデッキになるだろう。
特に【終焉のカウントダウン】のように、どうあっても勝利までにターン数がかかるデッキなら使いやすい。
- カード名は預金通帳と予見をかけたものか。
銀行に預金を行うと、預金額の一定割合の金額を「利子」として定期的に貰う事ができる。
このカードを消費する事を預金、ターン経過を時間経過、手札が増えるのを利子に見立てたデザインだろう。
また、裏側表示で除外したカードは、自分は確認できるため、デッキの上から3枚を「予見」することができる。
- 英語名の単語はそれぞれ「Ledger:元帳(簿記で一番の大元となる帳簿)」「Legerdemain:手品・虚偽」といった意味になる。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:相手の《寄生虫パラサイド》が自身の効果で自分のデッキに表側で加わりました。
これを除外した場合、《寄生虫パラサイド》は自分の手札に加えますか?
A:いいえ。
まず、その《寄生虫パラサイド》のみ相手の除外ゾーンに移ります。
3ターン後に持ち主である相手の手札に加えます。
そのとき、《寄生虫パラサイド》の効果は発動しません。
それ以外は自分の手札に加えます。(23/04/28)
Tag: 《予見通帳》 魔法 通常魔法