《燐廻の三弦猫/Shamisen Samsara Sorrowcat》 †
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星３/闇属性/アンデット族/攻1600/守1200
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてＳ召喚する。
(2)：このカードが墓地に存在する場合、
このカード以外の自分の墓地のＳモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターをＥＸデッキに戻し、このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
DARKWING BLASTで登場した闇属性・アンデット族のシンクロモンスターのチューナー。
相手メインフェイズにこのカードを含みシンクロ召喚する誘発即時効果、墓地のシンクロモンスターをエクストラデッキに戻し、自己再生する起動効果を持つ。
レベル３のアンデット族シンクロチューナーであり、《フォーミュラ・シンクロン》らと同じ相手ターンにシンクロ召喚する効果を持つ。
レベル３では唯一この効果を持つため、レベル３シンクロチューナーを含み相手ターンシンクロ召喚するならこのカードに頼ることになる。
これを利用した相手ターンシンクロ召喚の用法・利点・注意点などは《フォーミュラ・シンクロン》を参照。
(2)はシンクロモンスターをエクストラデッキに戻し、自己再生する効果。
シンクロ召喚を連続するデッキならば発動条件を満たすのは容易であり、戻したシンクロモンスターを再度シンクロ召喚する動きも狙いやすい。
ただし、アンデット族は蘇生手段が豊富なので、自己再生後に除外される点がマイナスに働く恐れがある点には注意したい。
元々除外と帰還を繰り返す【不知火】であればデメリットにはならない。
- イラストは三味線を弾く猫が描かれている。
三味線には猫の皮が使われることがあり、アンデット族という種族設定も踏まえると、三味線に使われた猫の霊なのだろう。
猫の尾は二又に分かれており、猫又と思われる。
蝶が死や霊魂としばしば関連付けられるためか、幻想的な蝶が周囲を飛んでいる。
- 「燐廻」は「燐火」と「輪廻」を掛けたものだろう。
「輪廻」の通り、自己再生できるモンスター効果を持っている。
なお、西洋においては猫はその生命力の強さから「猫に九生あり」と言われ、死んでも何度も生まれ変わることができるという迷信がある。
- 「三毛猫」とは体毛が三色の猫のこと。
体毛の色を決める遺伝子が性別を決める遺伝子と同一染色体に属する関係上、三毛猫はほぼ全てがメスであり、オスの場合も生殖能力を持たないことが多い。
- 英語名は「Shamisen（三味線）」・「Samsara（輪廻）」・「Sorrowcat（悲しみの猫）」と頭文字がSの単語で韻を踏んでいる。
関連カード †
収録パック等 †
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