《霊道士チャンシー/Changshi the Spiridao》 †
効果モンスター
星6/闇属性/アンデット族/攻2000/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
手札・デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
(2):このカードが除外された場合、自分の墓地からアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
Vジャンプ(2022年3月号) 付属カードで登場した闇属性・アンデット族の上級モンスター。
手札・デッキのアンデット族1体を墓地へ送る起動効果、自身が除外された場合に墓地のアンデット族を除外する事で自身を帰還する誘発効果を持つ。
(1)はアンデット族を墓地へ送る効果。
【アンデット族】での有用性は高いが、同じアンデット族に限っても《ユニゾンビ》・《牛頭鬼》・《堕ち武者》と競合先が多い。
墓地肥やしだけならば下級モンスターのそれらの方が手札事故が起こらない分取り回しがいいため、こちらは(2)で特殊召喚できる点を活かしたい。
(2)は墓地のアンデット族を除外する事で自身を帰還する効果。
除外する手段や元々の場所は問わないため、除外ギミックを搭載していれば発動自体は難しくない。
《幽合−ゴースト・フュージョン》や《龍の鏡》で《冥界龍 ドラゴネクロ》等の融合素材に使うのが最も簡単な方法だろうか。
《幽合−ゴースト・フュージョン》はデッキからも除外できるので、デッキボトムに戻ったこのカードの再利用も狙いやすい。
それ以外では、《ジャック・ア・ボーラン》による効果などで展開し、フィールドを離れた際の除外を逆利用するのも良い。
属性を活かしカオスのコストにしても良いだろう。
ただし、墓地リソースが重要な【アンデット族】で別のアンデット族の墓地コストが求められるのが欠点。
【不知火】ならば除外時の効果のトリガーとなるので有効活用しやすい。
個別のカードでは《シノビネクロ》と相性が良く、両者を帰還させる事でレベル8のシンクロ召喚が可能となる。
- カード名の「霊道士」は、1985年の香港映画『霊幻道士』が由来か。
日本公開は翌年で僵屍(キョンシー)ブームの火付け役となった。
- イラストは女性型キョンシーであり、通常おでこに付随される護符が首元のストラップとなっている。
- なお、このカードのカード名に用いられている「チャンシー」は僵屍の普通語読みである。
日本での一般的な呼び名である「キョンシー」は広東語での読み方である。
- このカードが登場したVジャンプ(2022年3月号)の定期購読SPペーパーで設定画が公開されている。
関連カード †
収録パック等 †
Tag: 《霊道士チャンシー》 モンスター 効果モンスター 星6 闇属性 アンデット族 攻2000 守0