《煉獄の虚夢/Void Imagination》 †
永続魔法
(1)：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの元々のレベルが２以上の「インフェルノイド」モンスターはレベルが１になり、
それらのモンスターが相手に与える戦闘ダメージは半分になる。
(2)：魔法＆罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、
「インフェルノイド」融合モンスター１体を融合召喚する。
ＥＸデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドにのみ存在する場合、
自分のデッキのモンスターも６体まで融合素材とする事ができる。
クラッシュ・オブ・リベリオンで登場した永続魔法。
自分フィールドに存在するインフェルノイドのレベルを全て１にし、相手へ与える戦闘ダメージを半減する効果、自身をコストとして墓地へ送ることでインフェルノイド融合モンスターを融合召喚する効果を持つ。
(1)は、インフェルノイドのレベルを変更する効果。
インフェルノイドの多くが持つ特殊召喚効果には、「自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が８以下」という条件があるため、この効果でレベルを下げれば殆ど制限なくフィールドに特殊召喚できる。
ただし、相手への戦闘ダメージが半分になるデメリットも付いてくるため、そのままでは１ターンキルを狙うのは難しい。
《偉大魔獣 ガーゼット》や《真魔獣 ガーゼット》等でリリースしてその攻撃力を得たり、(2)の効果や《インフェルノイド・アスタロス》の効果などでフィールドから離すといった工夫が欲しい。
《ジャンク・ウォリアー》をシンクロ召喚して強化することも可能にはなる。
(2)はインフェルノイドを融合召喚する効果。
現在融合召喚先は《インフェルノイド・イヴィル》・《インフェルノイド・ティエラ》の２種類。
《インフェルノイド・イヴィル》に関してはデッキ融合できない状況でも融合召喚が難しくないため、その場合には基本的にこちらの融合召喚を狙うことになる。
《インフェルノイド・ティエラ》は最低限の融合素材で融合召喚する場合でも重く、融合素材が増える程効果が増えることも相まって、このカードによるデッキ融合がほぼ前提となる。
《影依融合》と同様に「相手フィールドにエクストラデッキから特殊召喚されたモンスター」が存在すれば、６体までデッキ融合が可能になるため、《インフェルノイド・ティエラ》の８種類の効果までなら容易に達成できる。
ただし、《影依融合》と異なりこちらは自分フィールドに該当モンスターが存在していると使用できない点に注意。
- 虚夢とは、「事実とは異なる夢」または「実現しない虚しい夢」のことである。
インフェルノイドをサポートする煉獄の英語名が虚無を表す「Void」を使用しているため、同音異義語である虚無と掛けているのだろう。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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