《六花聖カンザシ/Kanzashi the Rikka Queen》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク６/水属性/植物族/攻2400/守2400
レベル６モンスター×２
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：モンスターがリリースされた場合、このカードのＸ素材を１つ取り除き、
自分または相手の墓地のモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは効果が無効化され、植物族になる。
(2)：自分フィールドの植物族モンスターが効果で破壊される場合、
代わりに自分の手札・フィールドの植物族モンスター１体をリリースできる。
デッキビルドパック シークレット・スレイヤーズで登場した水属性・植物族のエクシーズモンスター。
モンスターがリリースされた場合に自分・相手の墓地のモンスター１体を効果を無効にし植物族にして蘇生する誘発効果、植物族モンスターが効果で破壊される場合にフィールド・手札の植物族を身代わりにリリースできる永続効果を持つ。
(1)は墓地のモンスターを効果無効かつ植物族にした上で蘇生する効果。
リリースするモンスターの種類にも制限がなく手札からのリリースでも発動できるため、リリースに関する効果を持つモンスター群である六花なら発動条件を満たすのは難しくない。
リリースしたディスアドバンテージを即座に回復でき、植物族扱いで蘇生するため相手モンスターを蘇生した場合にも、六花モンスターのリリースコストやエクシーズ素材として扱いやすい。
ランク６としては貴重な蘇生効果であるが、リリースという発動条件から扱えるデッキは限られる。
【聖刻】ならリリースも容易であり、聖刻の持つリリースされた場合の効果は問題なく発動できるため、蘇生した聖刻をリリースに当てる、あるいはエクシーズ素材にする等の運用ができる。
(2)は植物族モンスターの効果破壊への身代わり効果。
植物族モンスターの効果破壊を防ぎつつ、植物族モンスターをリリースすることで六花モンスターや《六花の風花》の効果の発動を狙える。
手札をリリースした場合それらのトリガーにはならないが、その場合でもこのカードの(1)の効果トリガーにはなる。
ただし、このカード自身は然程高いステータスではないため戦闘で対処され得る点には注意。
自分の効果破壊でも適用できるため、全体除去とコンボするのも手か。
- 名前の由来は、「ローダンセ・アンテモイデス」の流通名「花かんざし」か。
冬の花壇を彩ることのできる花として知られている。
- キク科に属する植物の一種の和名「ヒロハノハナカンザシ」や、アクロクリニウムの和名「ハナカンザシ」も「カンザシ」を名に含む。
ただ、他の六花が冬に関する物が多い点を考えると開花時期の一致しないこれらではなく上記の花がモチーフとして有力だろう。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Ｑ：《六花精スノードロップ》の(1)の効果を発動し、植物族しか特殊召喚できません。
このターン、墓地の植物族以外を対象に《六花聖カンザシ》の(1)の効果を発動できますか？
Ａ：ご質問の場合、墓地に存在する植物族ではないモンスターを対象として《六花聖カンザシ》の(1)の効果を発動することはできません。(20/03/09)
(2)の効果について †
Ｑ：自分フィールドに《六花聖カンザシ》と植物族モンスター、自分の手札に植物族モンスターが存在しているとき、相手が《サンダー・ボルト》を発動しました。
このとき《六花聖カンザシ》の(2)の効果を適用する場合、フィールドの植物族モンスターをリリースできますか？
Ａ：ご質問の状況で《六花聖カンザシ》の(2)の効果を適用する場合、手札の植物族モンスターをリリースしなければなりません。(22/03/31)
Ｑ：自分フィールドに《六花聖カンザシ》、相手フィールドに植物族モンスターが存在しています。
自分の手札に植物族モンスターカードはありません。
自分ターン中に、相手の植物族モンスターを対象に《クロス・ソウル》を発動し、効果処理されました。
その後、相手が《六花聖カンザシ》を対象に《サンダー・ブレイク》を発動し、その効果で破壊しようとしました。
このとき《六花聖カンザシ》の(2)の効果を適用するために、相手の植物族モンスターをリリースできますか？
Ａ：ご質問の場合、《六花聖カンザシ》の(2)の効果を適用でき、適用する場合は相手の植物族のモンスターをリリースします。(22/04/13)
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