《溟界神−ネフェルアビス/Nephilabyss, the Ogdoadic Overlord》 †
効果モンスター
星10/闇属性/爬虫類族/攻2200/守3100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する状態で、
自分か相手の手札・デッキからモンスターが墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果の発動後、次のターンの終了時まで自分は爬虫類族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが墓地から特殊召喚されている場合、
「溟界神−ネフェルアビス」以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
AGE OF OVERLORDで登場した闇属性・爬虫類族の最上級モンスター。
手札・デッキからモンスターが墓地へ送られた場合に自己再生する誘発効果、自身が墓地から特殊召喚されている場合に同名カード以外を蘇生する起動効果を持つ。
(1)は自己再生効果。
トリガーは非常に緩く、自分や相手の手札誘発でも反応する。
《スネーク・レイン》のコストにすれば、自身が墓地へ送られた後あちらの効果を処理するため、(2)の蘇生先を用意しつつすぐに蘇生できる。
仮に《スネーク・レイン》に《灰流うらら》等をチェーンされて妨害を受けてもそれをトリガーに蘇生できる。
【溟界】では《溟界の漠−ゾーハ》・《溟界王−アロン》もトリガーに利用可能。
ただし、発動後次のターンまで爬虫類族以外の特殊召喚を行えないため、素材としてはやや用途が限定的になる。
直接リンク素材にするか、《黎溟界闢》が存在するならそちらでリリースして5体の溟界トークンでリンク召喚を狙うなどになるか。
(2)はモンスターの蘇生。
自身が蘇生されている場合という発動条件も(1)や他の溟界カードを使えば容易に満たせる。
蘇生先や利用方法に制限はないものの、(1)を発動している場合は爬虫類族に限定される点は注意。
蘇生したモンスター自体には利用に一切の制限がないため、上記の制約が無ければ運用の幅は広い。
- モチーフは「ネフェルトゥム」+「アビス」だろうか。
ネフェルトゥムはエジプト神話に登場する神の一柱であり、その名前は睡蓮(ロータス)を意味する。
父の創造の神プタハ、母の破壊の女神セクメトとともにメンフィスで三柱神として信仰された。
- エジプトの創生神話の説の一つでは、原初の水より現れた一輪の睡蓮の花の中からこのネフェルトゥムと太陽たるラーが産まれたとするものもある。
《溟界神−オグドアビス》と対になるデザインなのはそれに由来していると思われる。
関連カード †
収録パック等 †
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