【表示変更】

デッキの概要

 モンスター表示形式自分カードの効果で変更して戦うコントロールデッキ
 相手モンスター表示形式を変更することで戦闘を有利にしたり、特定の表示形式モンスター対象とするカードを使用しやすくする。

デッキ構築に際して

 このデッキでは、「表示形式変更効果を持つカード」、「特定の表示形式モンスター対象とする効果を持つカード」、「表示形式が変更された時に効果発動するカード」の3種が中心となる。
 尚、発動条件の存在するカード対象の限定されたカードも存在するため、詳しくは個々のページを参照して欲しい。

モンスターカードについて

表示形式変更効果を持つカード

―特定の表示形式モンスター対象とする効果を持つカード

表示形式が変更された時に効果発動するカード

効果表示形式変更を含むカード

魔法・罠カードについて

表示形式変更効果を持つカード

―特定の表示形式モンスター対象とする効果を持つカード

表示形式が変更された時に使用できるカード

戦術

 カードの効果による表示形式変更を活用するにあたって、その効果自分適用するのか相手適用するのか、その効果によって攻撃表示にするのか守備表示にするのかを考える必要がある。
 どの状態を軸とするかによって、相性の良いカードや戦術に違いが出てくるからである。
 ただし、《つまずき》等のようにお互いに影響を与えるカードも存在するため、必ずしも軸を1つに絞る必要があるわけではない。

自分モンスター攻撃表示にする

 この場合に相性の良いカードは、《ゴブリン突撃部隊》等の攻撃後に守備表示となるデメリットアタッカー
 守備表示になることは戦闘ダメージを受けないという利点があるが、これらのデメリットアタッカー守備力が低いため、攻撃表示の方が戦闘破壊されにくい。
 また、守備表示となった次のターン表示形式変更を封じるモンスターもいるため、そのデメリットを無視して毎ターン攻撃できるようになるのは大きい。

 デメリットアタッカー以外では、毎ターン除去効果を使用できるようになる《ライトロード・マジシャン ライラ》も相性が良い。
 《軍神ガープ》《最終突撃命令》と併用した場合、毎ターン擬似《ハーピィの羽根帚》発動できる。

自分モンスター守備表示にする

 自分モンスター守備表示にする最大の利点は、低攻撃力モンスター攻撃表示のまま立たせなくて済むこと。
 《つまずき》を用いた場合、全てのモンスター《召喚僧サモンプリースト》のように扱えるようになる。
 リクルーター等は攻撃表示特殊召喚することも多いため、余計な戦闘ダメージを受けないで済むのは大きい。

 また、《ドリーム・ピエロ》《ブレードラビット》守備表示時)の効果を使用しやすくなる。
 その他には、カラクリの強制攻撃発動させないことも可能。

相手モンスター攻撃表示にする

 相手モンスター攻撃表示にする利点は、戦闘ダメージを与えやすくなること。
 特に、戦闘破壊耐性持ちのモンスター攻撃表示にした場合、大量の戦闘ダメージを与えられる。
 相手フィールドに低攻撃力モンスターがいない場合でも、《おジャマトリオ》等でトークンを生成し、それを破壊することでダメージを与えるコンボも可能。

相手モンスター守備表示にする

 この場合に相性の良いカードは、《ドリルロイド》《忍者マスター SASUKE》といった、守備表示モンスター破壊できるカードである。
 攻撃を介する必要はあるが、ステータスの高いモンスター相手でも一方的に破壊でき、また戦闘破壊ではないためリクルーター等の効果発動しない。
 また、上記のモンスターを使用しなくとも、守備力はあまり高くないモンスターが多いため、戦闘破壊を狙い易くなる。
 この場合、貫通効果を持つモンスターは相性がいい。

 その他、単に戦闘の抑制として相手モンスター守備表示にすることも考えられる。
 戦闘を重視しないということで、ステータスの低いモンスターでも維持しやすくなる。
 この場合、ロックデッキのような戦術を取ることになるだろう。

デッキの種類

【つまずき】

 《つまずき》によって相手の行動を遅らせるコントロールデッキ
 詳しくは当該ページを参照。

デッキの派生

【カラクリ】

 カテゴリに属する多くのモンスター表示形式変更効果を持っている。
 また、サポートカードにも表示形式に関する効果を持つカードが多いため、表示形式変更を如何にして戦術に組み込むかが鍵となる。
 詳しくは当該ページを参照。

【スパイダー】

 守備表示に関する効果を持った昆虫族モンスターを主体に、表示形式変更カードを駆使して戦うデッキ
 詳しくは当該ページを参照。

【ディフォーマー】

 表示形式によって変化する効果を持つを用いたデッキ
 1ターンに1度表示形式変更とカードの効果による表示形式変更を上手く活用することで、柔軟な動きが可能となる。
 詳しくは当該ページを参照。

【電子光虫】

 守備表示に関する効果を持つ光属性昆虫族モンスター群、電子光虫を軸としたビートダウンデッキ
 エクシーズモンスター全体攻撃貫通効果を付与し、守備表示モンスター攻撃して大ダメージを狙う攻撃的な戦術が特徴。
 詳しくは当該ページを参照。

【ゴーストリック】

 ゴーストリックと名のついたモンスター群を中心としたコントロールデッキ
 相手モンスター裏側守備表示にして攻め手を遅らせつつ、《ゴーストリック・ハウス》《ゴーストリック・ミュージアム》効果による直接攻撃を狙う。
 詳しくは当該ページを参照。

【スケアクロー】

 大半がブロッカーであるスケアクローを展開して《スケアクロー・トライヒハート》によるビートダウンを目指す【リンク召喚】デッキ
 カードの位置に関する共通効果により特殊召喚しやすい。

このデッキの弱点

 表示形式を変更できないリンクモンスターデッキコンセプトを全否定してくる天敵となる。
 《レベル制限B地区》らに対するエクシーズモンスター同様、存在を許した瞬間に無抵抗となってしまうのでカウンター罠などでなんとしても妨害したい。
 《ライトニング・ストーム》が登場したとはいえ、劇的な改善とまでは言えないのが現状である。

代表的なカード

関連リンク

広告