遊戯王カードWiki - エレメントセイバー

エレメントセイバー/Elementsaber †

　FLAMES OF DESTRUCTIONでカテゴリ化された「エレメントセイバー」と名のついたモンスター群。
　属するモンスターは戦士族で統一されており、下級モンスターは以下の共通する起動効果を持っている。

(2)：このカードが墓地に存在する場合、
１ターンに１度、属性を１つ宣言して発動できる。
墓地のこのカードはターン終了時まで宣言した属性になる。

　さらに、下級モンスターには手札からこのカテゴリのモンスター１体を墓地へ送って発動できる固有効果がある。
　固有効果については以下の通り。

カード名	レベル	属性	固有効果
《エレメントセイバー・アイナ》	２	地	同名カード以外のエレメントセイバーまたは霊神１体を	召喚条件を無視して蘇生
《エレメントセイバー・マカニ》	２	風		サーチ
《エレメントセイバー・ナル》	３	水		サルベージ
《エレメントセイバー・マロー》	３	炎		デッキから墓地へ送る
《エレメントセイバー・ラパウィラ》	４	光	魔法・罠カードの発動を無効にし破壊
《エレメントセイバー・モーレフ》	４	闇	モンスターを裏側守備表示にする（相手ターンでも発動可能）

共通効果に関して、公式の紹介動画では「霊神の特殊召喚に使う」の他にも「本来回収できない属性のモンスターを《サルベージ》で回収する」「《ダーク・アームド・ドラゴン》の特殊召喚に使う」といった使い道を紹介している。

コナミのゲーム作品において―
「デュエルリンクス」では【エレメント召喚獣】が長期に渡って環境で活躍したため、《エレメントセイバー・マロー》や《霊神の聖殿》といった関連カードが規制を受けた。

マスターデュエルではストーリーが公開されている。
それによると、彼らは世界の属性の力が偏った際に出現し世界に厄災を齎す霊神を鎮めるために《霊神の聖殿》で祈りをささげているとのこと。
また、属性の力が偏った時にその属性の対抗となる属性の力を強めて世界のバランスを保っているらしく、これが(2)の効果の由来となっていると思われる。
- ただ、【エレメントセイバー】では寧ろ墓地の属性を偏らせて意図的に霊神を特殊召喚するのが戦術の一環となっている。
  【氷結界】における「氷結界の龍」などと同様、プレイヤーの行為は罰当たりなのだろうか。