フレイバー・テキスト

 通常モンスターボスデュエルカード、一部のトークンカードトークンカード兼カウンターカードテキスト欄に書かれている、ルールに干渉しないテキストの通称。
 フレーバー・テキストともいう。

 モンスターカードの効果や使用法の説明は「ルール・テキスト」と呼ばれる事がある。
 フレイバー・テキストは、それを持たないカードテキスト欄を埋めるための文章という性質が濃く、ボスデュエルカード以外のカードの効果がある効果モンスター魔法・罠カードには存在しない。
 ボスデュエルカードのフレイバー・テキストはテキスト欄の下部中央に、一部のトークンカードトークンカード兼カウンターカードのフレイバー・テキストは基本的にテキスト欄の下部左側に記載されている。
 ただ、《ヨハン・アンデルセン−宝玉獣との絆−》のように、改行する度に左右の位置が変わるものも存在する。

  • 「フレイバー(Flavor)」とは香り、匂いの事。
    味気ない通常モンスターに文字通り香り付けをするテキストという意味である。
    テキストの内容は、そのカードの雰囲気やゲームの世界観をあらわすもので、ただの数字の世界でない事を教えてくれる。
  • OCG初期のカード通常モンスターが多かったため、様々なフレイバー・テキストを見る事ができた。
    しかし、同時に初期特有の低ステータスのせいで、フレイバー・テキストの内容と明らかに釣り合わないカードも多い。
  • 2017年に登場した《メガロスマッシャーX》以降、カードとしての情報が明らかになる前に公式twitterで先にフレイバー・テキストを公開するケースが見られるようになった。
  • 原作・アニメにおいて―
    原作においてはフレイバー・テキストは存在しない。
    原作で通常モンスターだったモンスターがアニメで登場する際、OCGとも違うオリジナルのテキストが付けられている。
    アニメ5D's公式サイトのデュエルワンポイントレッスンでは、実際に「フレーバーテキスト」という言葉を用いて説明をしていた。
  • アニメ5D'sにおける「クロウvs鉄蔵」戦で登場した《キッズ・ジャンク》や、アニメZEXALの「遊馬vs右京」戦で登場した《バグマン》のように、モンスターの特徴というよりは、そのアニメの展開に合わせたメッセージが記されているものもある。
  • アニメARC-Vでは、LDSの小テストでフレイバー・テキストの空欄を埋める問題が出題されている。
  • 「遊戯王クロスデュエル」においては、ゲーム内のすべてのモンスターにフレイバー・テキストが用意されている。
    その中でもアニメシリーズ出身のカードは、原作での召喚口上やサブタイトルを意識したフレイバー・テキストが記載されている。

固有名詞

カード化された(されている)固有名詞

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