遊戯王カードWiki - ホール

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2024-04-18

ホール/Hole †

　JUDGMENT OF THE LIGHTでカテゴリ化した「ホール」と名のついた通常罠カード群。
　落とし穴と共に、蟲惑魔と密接な関係にあるカテゴリである。

該当するカード自体はBOOSTER4で《ホワイト・ホール》が登場していた。
しかし正式なカテゴリになったのは上記シリーズからである。

通常罠に限定されているため、魔法カードの《ブラック・ホール》やカウンター罠の《混沌の落とし穴》などはこのカテゴリには含まれない。

該当するカードの少なさやカテゴリが成立したパックに１枚も収録されていないことを考えると、元々は英語名を考慮したカテゴリと思われる。
「落(お)とし穴(あな)/Trap Holeと名のついた通常罠」では、《二重の落とし穴(デュアル・ホール)/Gemini Trap Hole》が英語名でのみカテゴリに含まれ、注釈を付ける等の対処が必要となるが、「ホールまたは落とし穴と名のついた通常罠」の場合、英語版では「"Hole"と名のついた通常罠」で例外なく表現することができる。
しかし、その結果明らかに無関係な《ホワイト・ホール》までカテゴリに含まれてしまった。

この様な事情で生まれたためか、カテゴリ成立から長い間蟲惑魔との間にシナジーが全くなく、殆ど名ばかりのカテゴリでしかなかった。
第10期に《連鎖空穴》が登場した事で漸く両者の間に強いシナジーが持てるようになり、プレイング面でも意味のあるカテゴリとなった。
第11期にはホールと蟲惑魔の両カテゴリに属する《ホールティアの蟲惑魔》が登場しており、より密接な繋がりとなった。

大半の落とし穴とホールは、相手のプレイングが発動トリガーとなる点で共通している。
ただし、落とし穴は多くの場合「モンスターの召喚」や「特殊召喚」をトリガーとしているに対し、ホールの場合は「特定カードの発動」や「特定カードの破壊」などをトリガーとする傾向にある。

「ホール」は11期から展開されている《アルバスの落胤》を中心としたストーリーに関連するキーワードの一つでもあるが、名前のある関連カードは12期現在でも登場していない。

原作・アニメにおいて―
アニメGXと5D'sでは、《ゼロ・ホール》という名前のカードがそれぞれ効果が違うカードとして登場している。
またGXでは他に、《スライム・ホール》というカードをマッドドッグ犬飼が使用している。
アニメZEXALII(セカンド)ではクラゲ先輩が、《ジェリー・ホール》というカードを使用している。

その他の商品展開―
ラッシュデュエルでは、オリジナルの「ホール」通常罠として、《量子ホール》、《シエスタホールド》、《セキュリティ・ホール》が登場している。

関連リンク †

―「ホール」と名のついた通常罠カード

―「ホール」と名のついた通常罠に関する効果を持つカード

《フレシアの蟲惑魔》

《狂惑の落とし穴》

―その他のリンク

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