遊戯王カードWiki - リミットレギュレーション/2016年4月1日

Top / リミットレギュレーション / 2016年4月1日 [ 編集 | 凍結 | 差分 | バックアップ | リロード | 新規 | 最終更新 ] Last-modified: 2023-10-31 (火) 06:41:19 (171d)

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2024-04-20

2016年4月1日適用のリミットレギュレーション †

　BEFORE：リミットレギュレーション/2016年1月1日
　NEXT：リミットレギュレーション/2016年7月1日

2016年4月1日適用のリミットレギュレーション

　太字は制限が強化されたカード。
　斜体は制限が緩和されたカード。

　前回の改訂前後から環境上位を占めていた【ＥＭ竜剣士】・【帝王】・【彼岸】に対する規制が中心である。
　また、トップメタとまではいかずとも度々成績を残したデッキや、出張等で活躍していたカードに対する規制もあり、影響力の大きい改訂となった。

制限強化されたカードについて―

Ｅｍの規制から前回は規制を免れたＥＭだが、それでも環境で猛威を振るったため、大幅な規制を受けている。
特に主軸のサーチカードだった《ＥＭモンキーボード》が登場から僅か167日で一気に禁止カードとなり、《Ｅｍヒグルミ》に並ぶ最速タイ記録での禁止カード化となった。
更に強力なサーチカードである《ＥＭドクロバット・ジョーカー》と《ＥＭペンデュラム・マジシャン》も制限カードになったことで、【ＥＭ竜剣士】のみならず純正【ＥＭ】にも多大な影響が予想される。

【ＥＭＥｍ】時代から採用され、Ｅｍが規制された後も穴埋めで入れられていた《竜剣士ラスターＰ》をはじめとする竜剣士関連のカードもいくつか制限カードに指定された。
また、ペンデュラムモンスターを容易にサーチできる《揺れる眼差し》も制限カードに。

ＥＭほどではないが環境に居座っていた【帝王】からは、ドローとサーチを兼ね備えた《汎神の帝王》と、エクストラデッキメタの《真帝王領域》が制限カードとなっている。
更に帝王のギミックを借用して先攻１ターンキルを狙う【マジエク帝】が、帝王関連の規制と《ライフチェンジャー》の禁止カード化で、機能をほぼ停止させられた。
また、【超量帝】でよく使われていた《緊急テレポート》が制限カードになったが、他の出張パーツとしても採用率は非常に高かったためこちらも影響は大きい。
純粋な【サイキック族】・【シンクロ召喚】関連・【超量】もとばっちりを食らうこととなった。

【彼岸】からは、《魔界発現世行きデスガイド》・《彼岸の悪鬼スカラマリオン》・《彼岸の旅人ダンテ》が制限カードとなった。
特に《彼岸の旅人ダンテ》は、制限カードになった事で複数枚採用による同名カードの相互サルベージができなくなり、大幅に弱体化した。
これらのカードは《儀式魔人リリーサー》とも相性が良かったため、これらを併用していた【儀式召喚】に対する規制の意味合いもあると思われる。
また、墓地肥やしやレベルの関係で彼岸と抜群のシナジーを発揮していた【幻影騎士団】も、《彼岸の旅人ダンテ》の規制により弱体化は免れなくなった。

長い間墓地肥やしをサポートしてきた《ラヴァルバル・チェイン》だが、ＥＭで悪用されたのが決め手となったか、ついに禁止カードに指定された。
主流デッキ・ファンデッキを問わず幅広いデッキで活躍していたカードだっただけに、多くのデッキが打撃を受けた。

時折姿を見せていた【インフェルノイド】も、《名推理》・《モンスターゲート》が制限カードに戻ったことで安定性・爆発力共に大幅に落ちてしまうこととなった。
《左腕の代償》の登場によって、非常に重いコストを払ってでも以前より格段に墓地肥やしを進めやすくなったことも影響していると思われる。

《慧眼の魔術師》が制限カードに指定されて以降全く環境に現れなかった【魔術師】だが、《ＥＭドクロバット・ジョーカー》・《ペンデュラム・コール》も制限カードとなった事で更に弱体化を余儀なくされた。
主流デッキが弱体化したことによる環境での台頭や、出張要員もしくは竜剣士の後釜としてＥＭと併用されるのを懸念されたのだろうか。

依然《Ｍ・ＨＥＲＯダーク・ロウ》の影響が強いからか、《マスク・チェンジ・セカンド》が制限カードに指定された。
【彼岸】や【幻影騎士団】といった、手札コストがディスアドバンテージにならない闇属性デッキで多く採用されたのが原因だろう。

制限緩和されたカードについて―

エラッタが行われた上で《クリッター》が制限カードに復帰。
発動回数やサーチカードの利用に制限はかかるが、サーチ範囲自体は変わっていない。
相性のいい《魔界発現世行きデスガイド》が制限カードになった事が制限復帰を促したとも考えられる。

カードパワーのインフレに伴い問題ないとされたのか、《サウザンド・アイズ・サクリファイス》がエラッタなしで制限カードに緩和されている。

前々回に制限緩和された《グローアップ・バルブ》・《クリバンデット》・《水精鱗－ディニクアビス》・《精神操作》・《月の書》・《封印の黄金櫃》・《闇の誘惑》・《竜の霊廟》・《死のデッキ破壊ウイルス》が制限解除された。
《グローアップ・バルブ》は依然採用率が高いが、デュエル中１度しか使えない関係で３枚積む意義が薄く、ピンポイントで墓地へ送る事のできる《ラヴァルバル・チェイン》が禁止カードになった事も影響していると思われる。

《Ｄ－ＨＥＲＯディアボリックガイ》が制限解除され、３枚採用できるようになった。
【Ｄ－ＨＥＲＯ】関連、およびランク６エクシーズ召喚やシンクロ召喚主体のデッキの強化となる。

【征竜】が消滅してから目立った活躍のなかった《超再生能力》が準制限カードに緩和された。

なお、《ＥＭモンキーボード》が規制された事で、発売時期の近いシャイニング・ビクトリーズを除く第９期のレギュラーパック全てに、「登場から１年経たずに何らかの規制を受けたカード」がある事になった。
ストラクチャーデッキをはじめとする、レギュラーパック以外の商品で登場したカードも含め、第９期に登場したカードで規制を受けたものは非常に多く、OCGのパワーインフレの凄まじさを物語っている。

禁止カード61枚、制限カード76枚、準制限カード11枚。
合計枚数は148枚で、前回より増加した。

禁止カード †

制限カード †

準制限カード †

《堕ち影の蠢き》

制限解除 †

《死のデッキ破壊ウイルス》

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