閃刀姫(せんとうき)/Sky Striker Ace

 デッキビルドパック ダーク・セイヴァーズカテゴリ化された「閃刀姫」と名のついたモンスター群。
 属するモンスター攻撃力リンク3以上を除き1500であり、通常召喚モンスター戦士族リンクモンスター機械族で統一されている。
 モンスタートークンである閃刀姫トークンも特定条件下では攻撃力1500になる。

  • 《閃刀機関−マルチロール》などの存在から、カテゴリ名の由来の1つは「戦闘機」だと思われる。
    また、リンクモンスターの閃刀姫モンスターは、おおむね自身の属性と関連性のあるカード名になっているのも特徴である。
    • 「閃刀姫−」を逆にしてハイフンを「(いち)」と読めば「一姫刀閃(いっきとうせん)」すなわち「一騎当千」と読める。
      【閃刀姫】のコンセプトを見るに、偶然ではなく意図的なものだろう。
      • ちなみに「一騎当千」(または「一人当千」)とは「一騎単体で千人の敵をも相手にできるほど強い」という故事成語である。
        この言葉の通り、このカテゴリ環境主流デッキで活躍した実績を持つ。
  • Vジャンプ(2018年4月号)によると、新型兵器「閃刀機」を操る女性ということで「閃刀姫」と呼ぶ。
    また2022年6月号から連載開始となった漫画「遊☆戯☆王OCGストーリーズ」では、もう1つの物語が漫画で描かれるとのこと。
    同作では、レイロゼ以外の新たな「閃刀姫」も登場しており、後にOCG化された。
  • リンク1はレイが「決戦モード」と呼ばれる戦闘形態に換装した姿である。
    海外の公式サイトでは「重武装したヒロイン」と紹介されている。
    イラスト上での特徴として、各閃刀姫の装甲には「X-」から始まる番号が振られている。
  • レイ」は「0」の日本語読みであり、彼女の戦闘形態はいずれも日本語読みの名前を持つ。
    一方、「ロゼ」は「0」の英語読みの逆であり、フランス語での「rose」ともかかっていると思われる。
    《閃刀姫−レイ》のモチーフが零戦である事、「ジーク」が連合国側が用いた言葉である事も踏まえると、恐らくは第二次世界大戦における「枢軸国vs連合国」が背景ストーリーの元ネタであろう。
    レイが所属する勢力が枢軸国(日本・ドイツ・イタリア)であり、ロゼが所属する勢力が連合国(アメリカ・イギリス・フランス)である。
  • 原作・アニメにおいて―
    漫画OCGストーリーズにおいて、テーマとして描かれる物語の第一弾として「閃刀姫」編が抜擢された。
    ここでは、レイが所属する国がカーマ、敵対国がスペクトラと設定されている。
    カーマが開発した兵器「閃刀」への対抗策としてスペクトラが開発したAIが暴走し、レイ以外の人間は滅んだ世界観となっている。
    たった一人の人間の戦いを描くという点は、上記の「一騎当千」を意識した設定であろう。
  • コナミのゲーム作品において―
    「マスターデュエル」でこのカテゴリ(および斬機もセット)を収録しているシークレットパック名が「一機刀閃」であり、こちらでも「一騎当千」を意識している。

関連リンク

―「閃刀姫」と名のついたモンスター
 ※は「閃刀姫」に関する効果を持つモンスター

―「閃刀姫」に関する効果を持つカード

―「閃刀姫」を素材に指定するモンスター

―その他のリンク

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