堕天使(だてんし)/Darklord

 ブースターSP−デステニー・ソルジャーズ−カテゴリ化された「堕天使」と名のついたカード群。
 属するモンスターは全て闇属性であり、悪魔族《堕天使マリー》を除いて天使族である。

 《堕天使アムドゥシアス》《堕天使イシュタム》《堕天使テスカトリポカ》《堕天使ネルガル》《堕天使マスティマ》は以下の共通する効果外テキスト誘発即時効果を持つ。

自分は「(同名モンスター)」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、
その(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(2):1000LPを払い、自分の墓地の「堕天使」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
その魔法・罠カードの効果を適用する。
その後、墓地のそのカードをデッキに戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。

 また、《堕天使降臨》以外の魔法・罠カードは全て同名カードカードの発動1ターンに1度しか行えない制限を持つ。
 上記のモンスターの制限も含めて、同名カードの連続使用に厳しい制限のかかっているカテゴリであると言える。

 なお、上記の共通モンスター効果適用した魔法・罠カード効果はあくまで「モンスター効果」扱いである。
 《魅惑の堕天使》効果適用した場合、《E・HERO ワイルドマン》には有効であるが、攻撃力3000以下の場合は《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》に通用しない。

  • 「堕天使」とは主に天界を追放された天使や堕落した天使の事を指す。
    主に傲慢や嫉妬により堕ちた者が多いが、それらはキリスト教に多く見られる記述であり、自由な意思により反逆したり、人間に味方した事で追放されたりした天使も存在する。
    また、キリスト教では異教の神は悪魔として扱われることが多く(バアル、テスカトリポカなど)創作などでは時折堕天使として扱われたりもする。
    そういった事情もあってか、ファンタジー作品等での悪魔・天使の扱いにおける中間層として、創作では立ち位置が分かれやすい傾向にある。
  • 漫画OCGストラクチャーズにおける「出須vsライト月子」戦では、出須が【堕天使】を使用している。
    堕天使を5体フィールドに並べた時には「理想堕天聖域(パーフェクト・サンクチュアリ)」と呼称していた。
    周囲のギャラリーの反応からもこのデッキの強さが証明されているだろう。

関連リンク

―「堕天使」と名のついたモンスター
 ※は「堕天使」に関する効果を持つモンスター

―「堕天使」と名のついた魔法・罠カード
 ※は「堕天使」に関する効果を持つ魔法・罠カード

―その他のリンク

FAQ

Q:フィールド《王家の眠る谷−ネクロバレー》が存在する場合に堕天使の(2)の効果発動できますか?
A:発動できますが、効果無効化されます。(16/08/08)

Q:《サイキック・ブロッカー》効果《堕天使の追放》宣言されています。
  《堕天使イシュタム》の(2)の効果墓地《堕天使の追放》対象にした場合、その効果適用されますか?
A:実際にプレイされるのは《堕天使イシュタム》なので、その《堕天使の追放》効果適用デッキに戻す事ができます。(16/08/22)

Q:《堕天使イシュタム》の(2)の効果墓地《堕天使の追放》対象にした場合、相手《灰流うらら》効果発動できますか?
A:いいえ、発動できません。
  《堕天使イシュタム》自身の効果堕天使魔法・罠カード効果適用する効果であり、《堕天使の追放》効果適用する場合でも「●デッキからカード手札加える効果」としては扱いません。(18/06/02)

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