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天威(てんい)/Tenyi †

　RISING RAMPAGEでカテゴリ化された「天威」と名のついたカード群。
　属するモンスターは全て幻竜族で統一されている。

このカテゴリのサポートカードは、「リンクモンスター以外」・「効果が発動できるエクストラデッキのモンスター」・「メインデッキに入る」のいずれかを満たすモンスター及び魔法・罠カードを指定したものしかない。
よっていずれにも当てはまらない《天威の鬼神》と《天威の拳僧》は「天威」のカード名によって受けられるサポートカードがなく、事実上このカテゴリには含まれていない。

ただし、カテゴリとは非公式用語であり、同じく非公式用語であるシリーズカードとの区別はあくまで当Wiki独自のものである。
Vジャンプの紹介記事や公式サイトの記述では、《天威の鬼神》《天威の拳僧》を天威に属するカードとして紹介している。

効果モンスターは全て「効果モンスター以外のモンスター」に関する効果を持っている。
その内、メインデッキのモンスターは以下の共通テキストを持つ。
ちなみに、これらの天威モンスターは、ヒンドゥー・ヨーガにおけるチャクラの名前を捩ったカード名を持っている。

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：（効果モンスター以外の表側表示モンスターに関する行動）の場合、
手札・墓地のこのカードを除外し（～を対象とし）て発動できる。
（固有効果）

※固有効果は全て「自分フィールドの表側表示のモンスター」に限定される。

カード名	レベル	属性	発動条件	固有効果	対応するチャクラ
《天威龍－アーダラ》	１	地	効果モンスター以外のモンスターが存在する場合	除外されている自分の幻竜族１体を手札に加える	ムーラ・アーダーラ
《天威龍－シュターナ》	４	水	効果モンスター以外のモンスターが戦闘・効果で破壊された場合	効果モンスター以外のモンスター１体を蘇生その後、相手フィールドのモンスター１体を破壊	スヴァディシュターナ
《天威龍－マニラ》		炎	効果モンスター以外のモンスターを対象とする相手の魔法・罠・モンスターの効果が発動した時	その発動を無効にし破壊	マニプーラ
《天威龍－ナハタ》		風	効果モンスター以外のモンスターが相手の表側表示モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時	その相手モンスターの攻撃力をターン終了時まで1500ダウン	アナーハタ
《天威龍－アシュナ》	７	光	効果モンスター以外のモンスターが存在する場合	デッキから同名カード以外の「天威」モンスター１体をリクルート	アージュニャー
《天威龍－ヴィシュダ》	７	闇	効果モンスター以外のモンスターが存在する場合	相手フィールドのカード１枚を持ち主の手札に戻す	ヴィシュッダ

エクストラデッキのモンスターは《天威龍－サハスラーラ》を除き、「天威」ストーリーの主要人物である。

Ｖジャンプ(2019年5月号)では、以下の設定が明かされている。
- 「龍脈の地」とは各地に流れる自然エネルギー（龍脈）が集まり活性化した土地のこと。
  その龍脈の地に宿る気が形を成した姿が「天威龍」であり、龍脈の地から気を引き出して操る流派が「天威流」である。

自然エネルギーが形を成した「天威龍」は「五大」がモチーフになっていると思われる。
「五大」とは、万物が「地水火風空」という五つの要素により成り立つとするものである。
インド哲学の思想であり、チャクラにもそれぞれ対応する元素があるとされる。

原作・アニメにおいて―
漫画ストラクチャーズの主人公の尚磨が使用している。

コナミのゲーム作品において―
「マスターデュエル」では、このカテゴリを題材としたソロモードが実装されている。
上記に紹介されたVジャンプ版とは《天威の鬼神》の設定が異なる。

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