方界(ほうかい)/Cubic

 週刊少年ジャンプ(2016年19号) 付属カードカテゴリ化された「方界」と名のついたカード群。

 属するモンスターには特殊召喚モンスターが多く、そのうち「方界(超)帝」、「方界(超)獣」と名のつくレベル4以下の特殊召喚モンスターは以下の召喚条件と共通効果を持つ。

このカードは通常召喚できない。 
自分フィールドの「方界」モンスター(自身のレベル−1)体を墓地へ送った場合に(のみ)特殊召喚できる。
(1):この方法で特殊召喚したこのカードの攻撃力は(モンスター毎の固有の数値)アップする。
  • カテゴリ名は「十方世界」が由来か。
    仏教における方角の概念であり、天地・東西南北・北東・南東・南西・北西の四隅を指して「十方」と称す。(これに日と月を加え、「十二天」とする場合もある)
    転じて「全ての方角、全世界」という意味でも使われる。
    インド神話ではそのうち四方位または八方位にそれぞれ「ローカパーラ」と呼ばれる守護神が存在し、属するモンスターの一部はその守護神の名を由来としている。
    英語名藍神の持つ千年アイテム「キューブ」を意識したものになっている。
  • 原作・アニメにおいて―
    劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』で藍神が使用するカテゴリ
    「vs海馬」戦では「方界(超)獣」を、「vs遊戯」戦では「方界(超)帝」を、「vs遊戯&海馬」戦では《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》を中心に使用した。
  • 「次元領域デュエル」においては、モンスターステータスは「0〜テキスト記載の数値」の範囲内で、召喚者の精神エネルギーに応じて引き出せる範囲の数値となる。
    そのため、そもそもが0で効果により上昇させる形がほとんどの方界モンスターは、精神状態に左右されず安定した攻撃力での運用が可能となっている。
    もっとも、劇中では遊戯・海馬ともに常にテキスト通りのマックス値を引き出せていたため、このルールによる展開の影響はほとんどなかった。
  • コナミのゲーム作品において―
    『デュエルリンクス』では藍神やセラの使用カードとして実装されており、使用時には専用の台詞やカットインが存在する。
    戦術の中核である《方界胤ヴィジャム》が藍神のスキル「方界胤」でしか使用できないため、構築を大きく縛られる結果となっている。(《流星方界器デューザ》が通常入手可能であるため、方界獣・方界帝の特殊召喚自体は可能)
    2022年12月26日のアップデートで《方界胤ヴィジャム》《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》が藍神のレベルアップ報酬で手に入るが、それぞれ1枚ずつしか手に入らない為、スキル「方界胤」抜きでのデッキ構築はかなり厳しいままとなっている。

関連リンク

―「方界」と名のついたモンスター
 ※は「方界」に関する効果を持つモンスター

―「方界」と名のついた魔法・罠カード
 ※は「方界」に関する効果を持つ魔法・罠カード

―その他のリンク

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