蟲惑魔(こわくま)/Traptrix

 JUDGMENT OF THE LIGHTカテゴリ化した「蟲惑魔」と名のついたモンスター群。
 属するモンスターは全て地属性植物族または昆虫族であり、リンクモンスター以外のレベルランクは4で統一されている。

  • 属するモンスターは、多くが何らかの罠を用いて昆虫などを捕食する実在の動植物がモチーフになっている。
    そのため種族昆虫族植物族になっており、カード名にはモデルとなった動植物に関連する名前が使用されている。
  • ストラクチャーデッキ−蟲惑魔の森−に同梱されているプレイングガイドには、蟲惑魔の設定や、それぞれの蟲惑魔の捕食方法が解説されている。
    それによると、独特の捕食形態に魅入られる研究者が後を絶たず、犠牲を甘んじて受ける事でその研究が進み、新種も続々と発見されているとのこと。
    • 登場当初はわずか3体と少数でしかなかったカテゴリだが、次第にその数が増えていき、遂にはストラクチャーデッキが出る程の数になったOCG事情と絶妙にマッチした設定と言える。
  • ネーミングの由来は、「蠱惑(こわく)」と「小悪魔」に「(むし)」を掛けたものだろう。
    「蠱惑」とは「人の心をひきつけ惑わせる」という意味であり、妖艶な女性を表現する際に「蠱惑的」の形でよく用いられる。
    「小悪魔」も同様に「色気や態度で男をひきつけて翻弄する娘」の比喩であり、凝ったネーミングといえる。
    • ちなみに、「惑」の「()」は「蟲」とは違う文字であり、そもそも「蟲」は「こ」とは読まない。
      宣言の際は問題ないが、検索等をする場合は注意が必要である。
  • 英語名では「Traptrix」という造語となっている。
    モンスターイラスト効果から、「Trap()」と「-trix(女性の行為者を表す接尾辞)」、更には「Trick(策略)」をかけた名称と推測される。
    語感は「Tractrix(牽引線)」と似ており、日本語名に負けず劣らずの凝ったネーミングといえる。
  • 原作・アニメにおいて―
    漫画OCGストラクチャーズにおいて遊佐アゲハが使用。
    小学生時代には日本代表にも選出されており、「蟲惑魔アゲハ」という異名を取ったらしい。
    設定上の本来の姿は虫や植物の部分なのだが、作中では「疑似餌」の少女のみがソリッドビジョン化されている。
  • 「vs護武倫太郎」戦で蟲惑魔5体とホール落とし穴5枚を並べた布陣は、作中では「魅惑奸楽園(チャーム・ホール)」と称されている。
  • コナミのゲーム作品において―
    クロスデュエルにおいてはその仕様上、最初は通常モンスターとして扱われるためオリジナルのフレーバーテキストが存在する。
    少女の部分に関してはいずれも「少女のようなモノ」という表現で統一されており、その存在が何であるかはぼかした形となっている。

関連リンク

―「蟲惑魔」と名のついたモンスター
 ※は「蟲惑魔」に関する効果を持つモンスター

―「蟲惑魔」に関する効果を持つカード

―その他のリンク

FAQ

Q:《硫酸のたまった落とし穴》効果守備力2000以下の裏側守備表示の蟲惑魔を表側守備表示にした場合、耐性効果適用されますか?
A:いいえ、その場合適用されず、そのモンスター破壊されます。(13/05/09)

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