TACTICAL-TRY DECK †
第12期で新たに登場した商品形態。
公式サイトでは『これまでに登場したカードで構成された実戦レベルの構築済みデッキ』と紹介されている。
従来の構築済みデッキ(STARTER DECKおよびストラクチャーデッキ)と比べて、商品仕様が大きく異なる。
従来のデッキ型商品の大半は「特定のカテゴリ(テーマ・シリーズカード・キャラクター)のフィーチャー」「新規カードの収録」「絶版商品の再録」という複数の目的を兼ねていたこともあってか、「ほぼハイランダー構成(特に新規カードのためにほぼ複数購入が必須)」「カテゴリに属するが実用性の低いカード、シナジーに今一つ欠けるカードの収録」などの欠点も目立っていた。
これに対し、当商品では「新規カードは未収録」「カテゴリ内でも実用性の低いカードは未収録」「デッキのキーカードや汎用性の高いカードを複数枚収録」という、従来の商品と比べて単体で完成度の高い構成となっている。
- エクストラデッキの収録枚数も増えているが、それでも15枚未満であることと、サイドデッキにあたるカードが収録されていないため、大会レベルの高度な実戦においてはまだ改良の余地を残している。
- 新規カードの収録が無く、既存カードによるプレイングは周知されているものと捉えているためか、デュエルフィールドを兼ねていたプレイングガイドも未収録となっている。
- 従来の商品よりもカードの収録枚数は増えている一方で、価格設定はそれを下回っている。(税抜1000円/税込1100円)
新規カードの未収録による開発コスト、レアリティ仕様の簡素化とプレイングガイドの省略に伴う生産コスト、これらの削減によって価格差を吸収していると思われる。
- レアリティ仕様の違いこそあるものの、リスト発表時点で同じ内訳のデッキを作る場合、中古シングル購入では到底不可能な価格である。
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