OCG †
遊戯王アーク・ファイブ オフィシャルカードゲーム(Official Card Game)の公式略称。
「遊戯王OCG」とも。
公式名ではあるが、一般には「遊戯王」「遊戯王カード」という略称で浸透している。
この略称は、ルールや仕様が異なる漫画・アニメ・ゲームなどに登場するカードと区別する目的で使われることが多い。
同様に、海外版のYU-GI-OH! TRADING CARD GAME(TCG)と日本語版を区別する際にも使用される。
UpperDeckが手掛けていたことのある言語のものは、いずれも正式名称が「YU-GI-OH! TRADING CARD GAME(TCG)」となっている。
それ以外の、一貫してKONAMIが販売している地域の商品は「遊戯王オフィシャルカードゲーム(OCG)」を正式名称としている。
なお、2013年9月より海外では日本と異なる禁止・制限カードリストが適用されているが、これらのOCGが販売されている地域では日本のリミットレギュレーションと同じリストが適用される。
具体的には、以下の言語版がOCGに分類される。
- 中国繁体字版
- 台湾・香港で販売されており、繁体字(台湾・香港で使用されている中国語の文字)で記載されている。
2014年1月と発売が遅かったため、カードプールは殆ど揃っていない。
- その他のアジア諸国版
- シンガポール・マレーシア・フィリピンで販売されている。
しかし、テキストなどが翻訳がされておらず、カードの体裁は日本語版と全く同じで、外袋の取扱上の注意のみ各国ごとに書き換えてある。
このため、これらの国ではインターネット等で対訳を調べてそれを暗記しなければプレイする事が困難である。
また、日本国内で生産したものを輸出している都合上価格も日本語版に準じており、日本より物価が安い極東諸国の人々にとってはかなりの高級品となっている。
こうした事情もあり、多くの国々では自国の言語に翻訳され価格も異常に下げられた海賊版OCGが蔓延している。
なお、かつてはTCGに準じた仕様の「アジア版」と呼ばれる日本製の英語版カードが存在したが、売上が芳しくなかったのか第4期を最後に廃止されている。
- 原作・アニメにおいて―
アニメDMではグールズ構成員が主人を努めていたカード屋に「OCG DM対応」というメモ書きの存在が確認できる。
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