遊戯王カードWiki - N-Parallel のバックアップ(No.47)

N-Parallel †

　カードのレアリティにおける、｢ノーマルパラレルレアカード｣を指す。
　ノーマルの表面にパラレル加工を施したものとなっており、ホイル加工がされていないためイラスト自体は光っていない。
　通称「ガチャパラ」「ノーパラ」。

公式には「パラレルレアの一種」に分類され、公式データベースでも「パラレル仕様」と呼称されている。
しかし、デュエリストパック－遊馬編2 ゴゴゴ＆ドドド－からは箱とパックの裏側に「ノーマルパラレル仕様」と書かれている。

ノーマルカードとレアカードの中間というべき立ち位置であり、「通常はノーマルのカードに一定条件下でノーマルパラレル仕様がある」といった形が多い。
例えば公認大会賞品は一般参加者はノーマルのカードが、優勝者には同じカードのノーマルパラレル仕様が配布された。
カードガチャはレア以上のレアリティのカードが封入されず、代わりに通常パックではノーマルのカードの一部がノーマルパラレルとなっていた。
デュエリストパック－遊馬編2 ゴゴゴ＆ドドド－以降の非レギュラーパックでは、一部のノーマルカードにランダムにノーマルパラレル仕様が存在している。

時代によって価値の変動が激しいレアリティである。
近年でこそノーマルパラレルのカードを目にすることは珍しくなくなったが、かつては極めて希少なレアリティであった。

初登場は2002年11月の公認大会優勝賞品として登場した《マハー・ヴァイロ》。
その後しばらくは入手方法が大会優勝賞品やイベント大会での賞品に限られ、絶対数の少ないレアリティであった。
これらの「大会優勝賞品のノーマルパラレル」は知名度の低さも相まって現在では入手が困難であり、コレクターの間では高値で取引されている。

2004年よりカードガチャでの販売が開始されると、プレイヤーが目にする機会も増加。
また2007年より公認大会の賞品がトーナメントパックとなり、優勝者以外もノーマルパラレルを入手する可能性が生じた事で、大会賞品としてのノーマルパラレルの希少価値は低下した。
なおカードガチャは訴訟問題などによりFORCE OF THE BREAKERで販売が打ち切られてしまう。
その後はアドバンスド・トーナメントパック・プロモカード・２パックセットなどに姿を見せていた。

2013年のデュエリストパック－遊馬編2 ゴゴゴ＆ドドド－においてデュエリストパックに進出、以降ノーマルパラレル仕様を含む製品が大幅に増加する。
デッキカスタムパック01やブースターSPなど、「レギュラーパックではないパック」にはノーマルパラレルが一定確率で封入されるのが恒例となった。
また、ストラクチャーデッキ－シンクロン・エクストリーム－以降はストラクチャーデッキにも封入されている。

DUEL TERMINALに関してはParallelを参照。

ミレニアムレア †

　決闘者の栄光－記憶の断片－ side：闇遊戯および決闘者の栄光－記憶の断片－ side：武藤遊戯で登場した仕様。
　光の加減によって古代エジプトのヒエログリフ（象形文字）が浮かび上がる仕様となっている。
　当初はホイル加工されていないカードのみに施されていた仕様だが、MILLENNIUM PACK・MILLENNIUM BOX GOLD EDITIONから、ホイル加工のされたカードにも施されるようになった。

決闘者の栄光－記憶の断片－以降、原作出身カードおよび原作カードのリメイクカードが一般パック以外に封入される場合、主にこの仕様が用いられるようになった。

この仕様については、公式な呼称が一定していない。
決闘者の栄光－記憶の断片－の公式サイトでは「スペシャルパラレル仕様」と記されているが、雑誌等では「ミレニアムレア」、MILLENNIUM PACKやMILLENNIUM BOX GOLD EDITIONの公式サイトでは「ミレニアム仕様」と呼ばれている。
また遊戯王カードデータベースでは単にパラレル仕様とされ、他のパラレルとの区別がなされていない。

カードショップや通販サイトでも混乱が見られ、全く同じ仕様のカードが店によって「ノーマルパラレル」・「スペシャルパラレル」・「ミレニアムレア」と異なる呼び方がされているため注意が必要である。

関連リンク †

レアリティ
- Normal
- Rare
- Super
- Ultra
- Secret
- Ultimate
- Parallel
- Holographic
- Ul-Secret
- N-Rare
- Gold
- Starfoil?
- Mosaic?
- Collectors

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