エクシーズ・効果モンスター ランク3/闇属性/悪魔族/攻1600/守 0 闇属性レベル3モンスター×3 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターの攻撃力・守備力を1000ポイントダウンする。 また、このカードが「No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター」を エクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。 ●このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 相手フィールド上の効果モンスターは効果を発動できない。
SHADOW SPECTERSで登場した闇属性・悪魔族のエクシーズモンスター。
エクシーズ素材を取り除くことで相手モンスターを弱体化させる起動効果と、《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》をエクシーズ素材とする場合に相手フィールドのモンスター効果の発動を封じる永続効果を持つ。
弱体化効果により、攻撃力2600以下守備力2600未満の相手は戦闘破壊できる。
だが、この効果は相手ターンには使えないため、相手ターンの間は単なる攻撃力1600のモンスターとなってしまう。
また、《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》はエクシーズ素材を2つ消費する効果のため、エクシーズ召喚直後にこのカードの素材にしなければ、このカードはエクシーズ素材が一つの状態でエクシーズ召喚される事になる。
その場合弱体化効果を使用すると、後半の効果が適用されなくなってしまう。
《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》をエクシーズ素材として持つ場合の効果は、相手フィールドの全てのモンスター効果の発動を封じる《スキルドレイン》に近い効果である。
しかし、特定の魔法カードを1枚消費したにも関わらず、相変わらず下級モンスターにも戦闘破壊される程度の攻撃力が活用の足を引っ張る。
また、《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》と違い、手札や墓地発動の効果は防げないため、逆に対応範囲が狭くなってしまっている。
さらに、《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》同様、魔法・罠カードの発動や永続効果は妨害できないのが扱い辛さに拍車をかけている。
《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》自体縛りがあるため出すデッキが限られ、その上で事故要因になるRUMを使ってまで出したいかは微妙なところである。
《一族の結束》を投入した【悪魔族】で使用する手もあるが、素材となるレベル2モンスターを悪魔族で揃えなければならないためエクシーズ召喚の難易度自体が上がる。
《ジャイアントウィルス》やマリスボラスを用いればそこまで苦労はしないが、このカードと《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》以外が《一族の結束》の恩恵を受けにくい。
素材を共有できる選択肢も《No.96 ブラック・ミスト》しかなく、これまた《一族の結束》による強化の必要性が薄い。
他の防御カードや単体強化を優先させたほうが無難だろう。