永続罠 種族を1つ宣言して発動する。 このカードがフィールド上に存在する限り、 フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターは宣言した種族になる。
Curse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場した永続罠。
強制的にフィールド上のモンスターの種族を統一する。
フィールドにいるモンスター全体の種族を変更できるので、それにより効果を得るカードと併用される。
種族に対応するカードを併用することで、かなり効果的な使い方ができるカード。
《サイファー・スカウター》や《リミッター解除》、《酸の嵐》等の種族を限定するが強力な効果を全種族のモンスターに適用したり、《虫除けバリアー》や《群雄割拠》等とのコンボで相手のモンスターの進撃を抑制することができる。
こちらの場に《サイバー・ドラゴン》や《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ》、《プロト・サイバー・ドラゴン》が存在すれば、相手の表側表示モンスターを種族を問わずに《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》の融合素材として墓地へ送ることができる。
逆に自分の機械族モンスターの種族を変え、《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》の融合素材として除去されるのを防ぐこともできる。
シンクロ素材やエクシーズ素材に種族の制限をかけているモンスターの特殊召喚を補助するためにも利用できる。
悪魔族を宣言し《ブラック・ボンバー》から《天刑王 ブラック・ハイランダー》、恐竜族を宣言し《ドラゴラド》から《エヴォルカイザー・ラギア》を特殊召喚できる。
通常は必要モンスター数が多くなる《トライデント・ドラギオン》も《デブリ・ドラゴン》1体からのシンクロ召喚を狙うことができる。
これらの強力モンスターを繰り返し利用するデッキならば、このカード分のディスアドバンテージもすぐに取り戻すことができる。
三幻魔を主軸にしたデッキを作る際に採用されることがある。
《神炎皇ウリア》のコストになり、悪魔族を宣言する事で《幻魔皇ラビエル》のリリースも確保できるためである。
その他の活用法は【種族操作】を参照。
Q:このカードで幻神獣族や創造神族を宣言できますか?
A:できます。(12/02/27)
Q:裏側表示モンスターに攻撃した時、そのモンスターが表側表示になった瞬間から効果が適用されるのですか?
A:はい。その通りです。
よって《インセクト・プリンセス》等で攻撃した場合も効果が適用されます。
Q:このカードを機械族を宣言し、発動しました。
その後2枚目の同名カードを天使族を宣言し発動した場合、どうなりますか?
A:この場合は、後から発動されたものが影響を発揮します。
Q:このカードを戦士族を宣言して発動しました。
エクシーズ素材となっているカードも、戦士族として扱いますか?
A:エクシーズ素材となっているカードは、モンスターカードとして扱いません。
したがって、種族を戦士族として扱う事もありません。(11/08/14)