エクシーズ・効果モンスター ランク4/光属性/天使族/攻2500/守2000 光属性レベル4モンスター×3 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターの攻撃力を半分にし、その効果を無効にする。 フィールド上のこのカードが破壊される場合、 代わりにこのカードのエクシーズ素材を全て取り除く事ができる。 この効果を適用したターン、自分が受ける戦闘ダメージは半分になる。
JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した光属性・天使族のエクシーズモンスター。
エクシーズ素材を1つ使い相手の表側表示モンスターの効果を無効にし攻撃力を半減させる起動効果、自身が破壊される代わりにエクシーズ素材を全て取り除く事ができる永続効果、2つ目の効果が適用されたターンに自分が受ける戦闘ダメージが半分になるルール効果を持つ。
攻撃力を半減しつつ効果を無効にできるが、同じ縛りで2体でエクシーズ召喚できる《輝光子パラディオス》ならどんな攻撃力のモンスターでも対処可能なため、ほぼ下位互換である。
あちらのドロー効果に対し、こちらは破壊耐性があるため、返しのターンでは強く、《奈落の落とし穴》等にも強い。
しかし、耐性を使用するとエクシーズ素材を全て使い切るため、維持してもアタッカーにしかならず、《奈落の落とし穴》等に対して使うと1つ目の効果も使えなくなる。
また、耐性持ちには2体でエクシーズ召喚できる《No.101 S・H・Ark Knight》がおり、こちらも色々な範囲のモンスターを対処することも可能である。
これらと比べると守備表示のモンスターに対処し辛いのは同じなので、縛りのある3体であまり攻撃力が高くないモンスターであるこのカードでは差別化が難しい。
戦闘ダメージ軽減は単体除去を使われた場合には有効になりにくいが、一応相手の《裁きの龍》等の複数回の除去からの1ターンキルへの対策にはなる。
しかし残りライフ次第では意味をなさない場合もあり、バウンス等には意味がなく、《奈落の落とし穴》等を使われてしまった時点で実質この効果は使えなくなってしまう。
それらの対策ならば効果自体を防げる《No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド》や《インヴェルズ・ローチ》等を使った方が良い場合が多い。
以上のことから、どれも中途半端さが拭えず、重さや安定性を考えると【光属性】でもやはり上記のカードが優先されやすい。
種族・属性を活かそうにも、モンスター効果も封じる《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》や直接除去が可能な《ヴァイロン・ディシグマ》が存在し、縛りがないこれらの方が汎用性が高い。
よほど拘りがない限りは、上記で挙げられたカードたちよりも優先するのは非常に難しい。
Q:効果分類は何ですか?
A:相手モンスターを弱体化する効果は起動効果、エクシーズ素材を身代わりにする効果は永続効果、戦闘ダメージを半減する効果は分類のない効果(ルール効果)です。
Q:攻撃力が0のモンスターに対して効果を発動した場合、攻撃力を半分にできませんが効果を無効にできますか?
A:選択して発動でき、無効にする効果も適用されます。(13/04/22)
Q:効果解決時に対象に選択したモンスターの攻撃力が他のカードの効果で0になった場合、効果を無効にする効果は適用されますか?
A:はい、適用されます。(13/04/22)