エクシーズ・効果モンスター ランク4/地属性/岩石族/攻2000/守2000 レベル4モンスター×2 相手フィールド上の効果モンスターの効果が発動した時、 このカードのエクシーズ素材を2つ取り除き、 相手フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 選択した効果モンスターの効果は無効化され、表示形式の変更もできない。 この効果は相手ターンでも発動できる。
Vジャンプ(2013年2月号) 付属カードで登場する地属性・岩石族のエクシーズモンスター。
相手のモンスターの効果の発動をトリガーとし、エクシーズ素材2つを取り除くことで、効果モンスター1体の効果を無効にして表示形式の変更を封じる効果を持つ。
エクシーズ素材に縛りがなく、レベル4が並べやすいデッキなら容易にエクシーズ召喚可能。
《エヴォルカイザー・ドルカ》に見劣りする点は多いが、あちらは種族縛りがあるので汎用性において差別化できる。
1ターンに1度といった制限もないため、エクシーズ素材を調達できれば複数のモンスターの効果を封じられる。
効果自体は《禁じられた聖杯》と似てはいるものの、こちらはエンドフェイズまでといった制限もなく、表示形式の変更も封じられる。
しかし、相手モンスターの効果の発動がなければ発動できない。
そのため、チェーンに乗らない効果を無効にしたい場合、何かしらの相手モンスターの効果の発動を待つ必要がある。
また、自分のモンスターは対象にできないため、コンボ的な使い方もできない。
トリガー、および無効にできる範囲は相手フィールドに限られる。
そのため、墓地や手札で発動する効果では発動できず、それらを無効にすることもできない。
基本的には相手を牽制する目的で使うことになるだろう。
強力な起動効果や、召喚に成功した時の誘発効果を持つモンスターなら効果の使用をためらわせ、このカードへの除去を優先させられる。
魔法・罠カード封じも併用すればモンスター効果の無駄打ちによる突破を強制させることも可能。
しかし攻撃力は《フォトン・スラッシャー》等に容易に戦闘破壊される数値であり、何らかの補助をしておきたい。
《エクシーズ・テリトリー》や《H・C エクストラ・ソード》を使うのも手か。
種族を生かせる【岩石族】なら《岩投げエリア》によって耐性を持たせることもできる。
エクシーズ素材を2つ消費するので基本的に使い切りになるが、《紋章獣ツインヘッド・イーグル》なら効果を再発動させるのも容易。
《高等紋章術》からのエクシーズ召喚もできるため、紋章獣との相性は良い。