《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/機械族/攻2400/守1500
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力と、その元々の攻撃力の差分のダメージを相手ライフに与え、
与えたダメージの数値分だけこのカードの攻撃力をアップする。
RETURN OF THE DUELISTで登場する光属性・機械族のエクシーズモンスター。
相手モンスター1体の攻撃力の変動分ダメージを与え、さらにその数値分自己強化する効果を持つ。
攻撃力の変動は、元々の攻撃力から変化していればアップでもダウンでも構わない。
増加した攻撃力でさらなるダメージを与えやすい事を考えると、こちらから仕掛ける分にはやはり攻撃力ダウンを狙いたい。
汎用性が高いのでは《収縮》・《巨大化》辺りが比較的扱いやすく、コストが必要だが追加バーンも期待できる《ミニマム・ガッツ》なども相性がいい。
ただし、これらのカードがなければ能動的に発動条件を満たせず、単体では機能しないため、ダメージを与えたいならば《No.61 ヴォルカザウルス》のほうが扱いやすい。
自身の効果で攻撃力が上がった、《トラゴエディア》や《毒蛇王ヴェノミノン》などに使えば、引導火力にもなりうる。
- イラストでは、下部の柱の前面に自身のナンバーである「33」が書かれている。
- 効果を発動した際、円形状の側面部から無数の大砲が現れ、相手に対して一斉掃射を行っていた。
また、攻撃時は、天に向かって光線を放ち、そこから発生した巨大な火球を相手にぶつける演出が為されていた。
「遊馬vsIII」戦では巨大な火球をぶつけるのではなく、自身から発した青い光線のようなもので攻撃を行っていた。
- 主要キャラが使うNo.には珍しく、変形前の姿が登場していない。
- アニメ5D'sの「遊星vsアンチノミー」戦にて、遊星が類似効果を持つ、《バランス・シューター》を使用している。
- 神話・伝承において―
空中に浮かぶ巨大な建造物、という点は「マチュ=ピチュ」をモチーフにしているものと思われる。
インカ文明が残した「空中都市」と呼ばれる遺跡で、山裾から確認できない高所に建造されたことからこの呼称が為される。
第1回の新・世界七不思議にも選出されており、未だ多くの謎を残す遺跡である。
- また、攻撃名の「ヴリル(Vril)」とは、アトランティスに存在したエネルギーのようなものである。
オリハルコン製戦闘用飛行船の動力源でもあるらしい。
そのためか、イラストの中央部には水色の光が蓄えられている。
見た目は岩石族にもとれるが、機械族になっているのはそのためだろう。
関連カード †
―《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》の姿が見られるカード
収録パック等 †