効果モンスター 星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):相手モンスターの攻撃宣言時にこのカードを手札から捨て、 このカード以外の自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに墓地へ送られる。 (2):このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。 このターンのエンドフェイズに、自分のデッキ・墓地から「死者蘇生」1枚を選んで手札に加える。
Vジャンプ(2019年4月号) 付属カードで登場した闇属性・悪魔族の下級モンスター。
相手モンスターの攻撃宣言時に手札から捨てる事で自分・相手の墓地からモンスター1体を蘇生する誘発効果、自身が破壊されたターンのエンドフェイズに《死者蘇生》1枚をサーチ・サルベージできる誘発効果を持つ。
(1)は相手の攻撃宣言時にモンスターを蘇生する効果。
蘇生するモンスターに制限はなく、相手の墓地からも選べるため柔軟な対応ができる。
ただし、相手の攻撃宣言時に蘇生するため、守る手段がない限りは、その攻撃をしのげるモンスターが優先される。
戦闘破壊されないものや、攻撃モンスターを除去できるものを使うことになる。
防御手段があったとしてもエンドフェイズに自壊してしまうため、できる限り特殊召喚に成功した場合に発動するものや、墓地へ送られた場合に発動するモンスターを選んでアドバンテージを稼いでおきたい。
(2)は破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに《死者蘇生》を手札に加える効果。
《死者蘇生》自体はその汎用性の高さからいつ引いても嬉しいカードであり、サーチ・サルベージの双方が可能なので、腐りにくい。
だが、制限カードと言う事もあり、除外されるとこの効果は使用不可能になる点には注意したい。
《激流葬》などで相手モンスターを巻き込んで破壊できればなお良いだろう。
手札で破壊しても発動可能なので、《炎王の孤島》などで破壊するのも手。
【クリボー】では《クリボーン》と相性がよく、(1)で蘇生した自分モンスターが破壊された場合はあちらの(1)の効果で蘇生できる。
また、あちらの(2)の効果でこのカードを蘇生して壁にすれば、こちらの(2)の発動を狙える。
《死者蘇生》の重要度が高い【ラーの翼神竜】に(2)狙いで採用するのも良い。
《暗黒の魔再生》の(2)のコスト確保に適しており、自分エンドフェイズにサーチすれば、相手ターンにフリーチェーンで《ラーの翼神竜》の蘇生と除去が可能。
蘇生した《ラーの翼神竜》はそのままでは1ターン限りの貧弱な壁に過ぎないが、《ラーの翼神竜−不死鳥》が墓地にあれば自己再生に繋げられる。
そのままエンドフェイズに《ラーの翼神竜−球体形》を特殊召喚でき、返しの自分ターンに新たな《ラーの翼神竜》の展開が可能となる。
また、(1)も《ガーディアン・スライム》と相性が良く、あちらの(2)で壁に適する上に、墓地へ送られても(3)によるサーチに繋がるため無駄がない。
―《アンクリボー》の姿が見られるカード