永続魔法 (1):自分フィールドにモンスターが存在する限り、 相手はその数より多くなるように自身のフィールドにモンスターを出す事ができない。
ユニオンの降臨で登場した永続魔法。
相手フィールドのモンスターの数を、自分フィールドのモンスターの数以下に制限する効果を持つ。
自分のモンスターが1体だけいる場合、相手もモンスターを1体しか出せなくなる。
特殊召喚による大量展開が標準装備である昨今では、非常に強力なメタ効果である。
発動時点で2体以上いる場合を除いて、シンクロ召喚やエクシーズ召喚、リンク召喚のほとんどは不可能となり、これらに頼るデッキはまず機能停止する。
ペンデュラム召喚もその価値を大きく減じ、アドバンス召喚も1体リリースしかできなくなる。
相手が特殊召喚を得意としないデッキであっても、先攻1ターン目に《アルカナフォース0−THE FOOL》などで固めてしまえばロックとして充分に機能する。
あるいは、《プリン隊》や《レッド・ダストン》など、コントローラーの展開を阻害するモンスターを送りつければ能動的に展開を封じられる。
かなりの拘束力を持つカードなのだが、似たような拘束力を発揮する《群雄割拠》などと違いこのカード単体では拘束効果を発揮しない。
条件として自分フィールドのモンスターを必ず維持しておかなければならず、その維持用モンスターとこのカードの両方を守る手間がかかってしまう。
また、自分のモンスターを増やしてしまったら拘束力を保てないので、自分の戦術もかなり限定される。
これらの事がネックとなっており、強い拘束力を誇る反面扱いにくいカードではある。
少数のモンスターを維持することに長けている【武神】との相性は良く、序盤で武神モンスターとこのカードを張るだけで相手の展開を大きく牽制することができる。
《No.82 ハートランドラコ》とは相性が良く、このカードが存在することで相手は《No.82 ハートランドラコ》を戦闘で突破できなくなり、実質デメリットなしで2回の直接攻撃でライフを削れる。
―カード名関連
Q:自分がこのカードを適用しています。
自分フィールドにモンスターが0体の時相手がモンスターを3体召喚しました。
その後、自分がモンスターを1体召喚した場合、どうなりますか?
A:「効果適用前」に召喚されたモンスターは影響を受けないため、相手フィールドには3体のモンスターが残ります。
なおこの場合、自分のモンスターの数が増えるか0になるかしない限り相手はそれ以上モンスターを召喚する事はできません。
(相手のモンスターの数が減った場合、相手は自分のモンスターの数まで召喚できる)
Q:自分がこのカードを適用しています。
自分フィールドに2体、相手フィールドに1体のモンスターがいる時、相手は《洗脳−ブレインコントロール》でこちらのモンスターをコントロール奪取できますか?
A:コントロール奪取は「モンスターをフィールド上に出す」ではないため、可能です。
Q:自分がこのカードを適用している状態で、お互いのフィールドに1体ずつモンスターが存在しています。
相手は自分フィールドのモンスターをリリースして《ヴォルカニック・クイーン》を特殊召喚できますか?
A:できます。(09/08/16)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、自分フィールドにモンスターが1体います。
相手は《スケープ・ゴート》を発動できますか?
A:発動できません。(07/03/04)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、自分フィールドにモンスターが1体存在し、相手には除外されたモンスターが3体存在します。
相手は《異次元からの帰還》を発動できますか?
A:相手フィールドのモンスターの数が1体を超えてしまうため発動自体が不可能です。(09/08/17)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、自分フィールドにモンスターが1体、相手フィールドに《レスキューキャット》が存在しています。
相手は《レスキューキャット》の効果を発動できますか?
A:相手は《レスキューキャット》の効果を発動できません。(09/01/29)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、自分フィールドに1体、相手フィールドに戦闘を行った《剣闘獣ラクエル》2体のみが存在しています。
この状態で、相手は《剣闘獣ラクエル》の剣闘獣を特殊召喚する効果を発動できますか?
A:《カイザーコロシアム》のコントローラーのフィールドに存在しているモンスターの数を超える召喚行為となるため、効果の発動自体が不可能です。(09/05/16)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、自分フィールドに1体、相手フィールドに裏側表示の《墓守の偵察者》が存在しています。
この状態で相手は《墓守の偵察者》を反転召喚できますか?
可能な場合、特殊召喚効果のチェーンブロックが作られた上で効果が無効となりますか?
それともチェーンブロック自体作られませんか?
A:効果は発動しますが適用されません。(12/03/17)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、お互いのフィールドに1体ずつモンスターが存在しています。
この状態から相手は《クロス・ソウル》を発動し、自分フィールドのモンスターをリリースし、上級モンスターをアドバンス召喚できますか?
A:この場合、2体目のモンスターを召喚する行為に該当するため、相手は自分フィールドのモンスターをリリースしアドバンス召喚を行う事ができません。(12/02/27)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、自分フィールドに2体、相手フィールドに1体のみモンスターが存在しています。
この時、相手が自分フィールドのモンスターを対象に指定して《クロス・ソウル》を発動しました。
この場合、相手は《クロス・ソウル》の効果で指定した自分のモンスターのみをリリースしてアドバンス召喚できますか?
A:いいえ、そのモンスターをリリースしてアドバンス召喚を行う事はできません。(10/08/12)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、お互いのフィールドに1体ずつモンスターが存在しています。
この状態で、相手はアドバンス召喚を行えますか?
A:《カイザーコロシアム》のコントローラーのフィールドに存在しているモンスターの数を超える召喚行為でない場合、相手はフィールドのモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚する事が可能です。(09/05/01)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、自分フィールドに相手の《クロス・ソウル》の対象になり効果を受けている状態の《ブラック・マジシャン》1体のみが存在し、相手フィールドに《ブラック・マジシャン・ガール》のみが存在しています。
この時、相手は《ディメンション・マジック》を発動できますか?
可能な場合、効果処理にて《クロス・ソウル》で指定され効果を受けている自分フィールドの《ブラック・マジシャン》をリリースできますか?
A:その場合、《ディメンション・マジック》を発動する事ができません。(12/03/03)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、お互いのフィールドに1体ずつ《ブラック・マジシャン》が存在します。
この時、相手は《ディメンション・マジック》を発動できますか?
A:可能です。
Q:自分がこのカードを適用している状態で、お互いのフィールドに1体ずつモンスターが存在しています。
この状態で、相手は《未来融合−フューチャー・フュージョン》を発動できますか?
A:はい、その場合でも相手は《未来融合−フューチャー・フュージョン》を発動できます。
ただし、いずれの場合でも、お互いのフィールドに1体ずつのモンスターが存在している状態で2ターン後のスタンバイフェイズを迎えた場合、融合モンスターを特殊召喚する事はできません。(12/03/17)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、お互いのフィールドに1体ずつモンスターが存在しています。
相手は《超融合》や《忍法 超変化の術》を発動できますか?
A:発動できません。(14/05/26)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、自分フィールドに1体、相手フィールドに2体のモンスターが存在しています。
この状態で相手が《亜空間物質転送装置》を使った場合除外されたモンスターはどうなりますか?
A:除外したモンスターはエンドフェイズにフィールドに戻らず墓地へ送られます。(10/03/02)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、お互いのフィールドに1体ずつモンスターが存在し、フィールドに《フューチャー・ヴィジョン》が存在しています。
《フューチャー・ヴィジョン》の効果によって前のターンに相手のモンスターが除外されている場合、次の相手のターン、除外されたモンスターはどうなりますか?
A:フィールドに戻す事ができず、墓地へ送られます。(10/08/12)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、自分フィールドにモンスターが存在せず、相手フィールドに《The splendid VENUS》が存在しています。
この状態で相手の《リミット・リバース》に自分の《リミット・リバース》をチェーンした場合相手の特殊召喚はどうなりますか?
A:相手は《リミット・リバース》を発動する事ができません。(12/03/17)
Q:相手フィールドにこのカードとモンスターが1体存在し、自分フィールドにカードが存在しない場合に戦闘ダメージを受けた時、《冥府の使者ゴーズ》を特殊召喚できますか?
A:特殊召喚できますが、冥府の使者カイエントークンは特殊召喚できません。(11/08/22)
Q:自分フィールドに《エレキジ》が3体、相手フィールドに何らかの表側表示モンスターが存在します。
バトルフェイズに《エレキジ》の効果で相手モンスターを全て除外し、メインフェイズ2に《エレキジ》3体を素材に《ヴェルズ・ウロボロス》をエクシーズ召喚しました。
その後、手札から《カイザーコロシアム》を発動した場合、エンドフェイズに帰還する相手モンスターは1体ですか?
A:はい、相手がフィールドに戻す事ができるモンスターの数は、1体のみとなります。(12/03/17)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、自分フィールドに1体、相手フィールドに《ヴェルズ・サンダーバード》ともう1体のモンスターが存在しています。
この状態で相手が《ヴェルズ・サンダーバード》の効果を使用した場合、除外された《ヴェルズ・サンダーバード》はスタンバイフェイズにフィールドに戻りますか?
A:除外した《ヴェルズ・サンダーバード》はスタンバイフェイズにフィールドに戻れず、墓地へ送られます。(12/03/29)
Q:自分フィールドに1体、相手フィールドに《ヴェルズ・サンダーバード》ともう1体のモンスターが存在しています。
この状態で相手が《ヴェルズ・サンダーバード》の効果を使用し、その後に自分が《カイザーコロシアム》を発動した場合、除外された《ヴェルズ・サンダーバード》はスタンバイフェイズにフィールドに戻りますか?
A:除外した《ヴェルズ・サンダーバード》はスタンバイフェイズにフィールドに戻れず、墓地へ送られます。(12/03/29)
Q:自分がこのカードを適用している状態で、自分フィールドにモンスターが1体存在し、相手フィールドに《カイザーコロシアム》発動前に召喚されたE・HEROが2体います。
この状態で相手は《融合》を発動できますか?
また、できる場合、フィールドと手札のE・HEROを融合素材にして融合召喚できますか?
(一時的にフィールドのモンスター数がこちらと同数になってから2体になるような融合召喚)
A:この場合、《融合》を発動し、フィールドの2体のモンスターを融合素材に融合召喚を行う事はできます。
ただし、手札とフィールドのモンスターを融合素材に融合召喚を行う事はできません。(12/06/13)
Q:相手フィールドにこのカードが存在し、お互いのフィールドにモンスターが1体ずつ存在します。
自分は《ハウスダストン》の効果を発動できますか?
A:自分は相手のモンスターの数を超える2体目のモンスターを特殊召喚できないため、《ハウスダストン》の効果を発動できません。(15/11/13)
Tag: 《カイザーコロシアム》 魔法 永続魔法