エクシーズ・効果モンスター ランク2/地属性/岩石族/攻 500/守1800 レベル2モンスター×2 フィールド上のこのカードが破壊される場合、 代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 自分フィールド上のモンスターの攻撃力・守備力は、 このカードのエクシーズ素材の数×200ポイントアップする。
STARTER DECK(2011)で登場した地属性・岩石族のエクシーズモンスター。
エクシーズ素材の数だけ自分のモンスターを強化する永続効果、自身が破壊される代わりにエクシーズ素材を身代わりにできる永続効果を持つ。
エクシーズ素材はレベル2モンスターであり、戦闘破壊されやすくフィールドに維持するのが難しい。
特殊召喚でレベル2モンスターを一気に揃えてエクシーズ召喚することになるだろう。
《深海のディーヴァ》や《創造の代行者 ヴィーナス》なら、自身の効果でエクシーズ素材を場に簡単に揃えることができる。
《ジャイアントウィルス》や《素早いモモンガ》のリクルートから繋げるのも有効である。
自身への破壊に対して、2回の耐性を得るので場持ちが良い。
耐性は戦闘破壊と効果破壊の両方に適用でき、《激流葬》等の全体除去を受けてもフィールドをがら空きにせずに済み、直接攻撃を受けるリスクを軽減できる。
ただし、破壊以外の除去や裏側守備表示にしてからの効果破壊には無力であり、過信はできない。
エクシーズ素材の数だけステータスを強化する効果は自分のモンスターすべてに適用されるので、《創造の代行者 ヴィーナス》等の攻撃力に不安の残るモンスターの補助に役立つ。
強化幅は小さく、エクシーズ素材が消費されれば効果も減る一方なので、戦局を大きく変えることは難しいが、侮れない効果ではある。
総じて、防御や戦線維持に徹したカードであると言える。
強化込みでもこのカードのステータスは高くはなく、上級モンスタークラスが並べばじきに突破されてしまうことは間違いない。
しかし、戦闘面で貢献できるモンスターの少ないレベル2を素材とするランク2エクシーズモンスターとしては十分な信頼性を持っていると言える。
このカードと相性の良いカードは多く存在する。
《光と闇の竜》を強化し無効化回数を増やしたり、《光と闇の竜》の全体除去を耐え、場に残したりすることができる。
レベル2には自己再生効果を持つ《ゾンビキャリア》と《ボルト・ヘッジホッグ》がおり、これらを採用するデッキではエクシーズ召喚しやすい。
これらのモンスターはエクシーズ素材となった場合、自己再生していても除外されないので再利用できるという利点がある。
【おジャマ】ではレベル2モンスターが多く、このカードをエクシーズ召喚しやすい。
《おジャマ・カントリー》が存在し、手札におジャマが6体存在する場合、手札から《おジャマ・レッド》を召喚し手札のおジャマを4体特殊召喚し、このカードを2体エクシーズ召喚する。
そして《おジャマ・カントリー》の効果で手札からおジャマを捨ておジャマを蘇生することで2600+2600+1800+1800で8800となり、1ターンキルに達する。
―《ガチガチガンテツ》の姿が見られるカード
Q:エクシーズ素材の数だけ自分のモンスターのステータスを強化する効果と自身が破壊される場合に代わりにエクシーズ素材を取り除ける効果の種別は何ですか?
A:どちらも永続効果です。(11/03/19)
Q:自身が破壊される場合に代わりにエクシーズ素材を取り除くのは効果ですか、コストですか?
A:効果処理によって取り除きます。(11/03/19)