永続罠 フィールド上のレベル4以上のモンスターは攻撃できない。
Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−で登場した永続罠。
レベル4以上のモンスターの攻撃を封印する効果を持つ。
アタッカーの主力にはレベル4以上のモンスターが多い事から、王道的なビートダウンに対して非常に有効なカードである。
後に登場した《レベル制限B地区》と共にロックデッキの中核を担うカードである。
ただし、昔から魔法・罠カードを除去するカードはほぼすべてのデッキで採用されているため、長時間維持するのは難しい。
場に存在する限り相手モンスターからの戦闘ダメージを大幅にカットできるので、その間にこちらの場を整えることが出来る。
ただ自分のモンスターも戦闘を抑制されてしまうので、それ以外の手段で勝ち筋を確保するのが最大限の活用法となる。
【エクゾディア】といった特殊勝利デッキ、【ロックバーン】等のバーンデッキでは、戦闘を行う必要がないため、このカードを十分に活かせる。
また戦闘で勝利する方法もないわけでなく、《お注射天使リリー》などの低レベルモンスターで攻撃したり、《伝説の都 アトランティス》と組み合わせる事で相手の攻撃を防ぎつつ《アビス・ソルジャー》などのレベル4以下水属性モンスターをアタッカーにしたりと、戦法はいろいろ考えられる。
《E・HERO ワイルドマン》または《天下人 紫炎》なら、このカードの影響を受けずに攻撃することが可能。
現在はレベルのないエクシーズモンスターの登場により、《レベル制限B地区》共々ロック性能は大きく揺らいでいる。
レベル3以下のモンスターや魔法・罠除去を使用せずともロックを突破できるようになったため、自分も攻撃しやすくなった反面、相手が特別な対策を用意していない場合でも簡単にロックを突破してくる危険性が高まった。
―重力に関するカード
Q:レベル4以上のモンスターの攻撃宣言時にチェーン1として《サイクロン》を発動し、チェーン2以降にこのカードを発動して《サイクロン》で破壊された場合、攻撃できない効果が一時的に適用されるため攻撃は中止になりますか?
A:はい、中止になります。(13/10/12)
Q:レベル4以上のモンスターの攻撃宣言時にこのカードを発動しました。
このカードの効果処理後に発生するクイックエフェクト発動可能なタイミングで、《サイクロン》を発動しこのカードが破壊された場合、攻撃を続行する事はできますか?
A:いいえ、効果が適用された時点で攻撃は中止になります。
攻撃宣言を行った事になるので、このターン、そのモンスターは改めて攻撃を行う事はできません。(13/10/30)
Q:レベル4以上のモンスターの攻撃宣言時にチェーン1としてこのカード、チェーン2で《リビングデッドの呼び声》を発動しました。
攻撃を受ける側のフィールドのモンスターが増減しますが、この際バトルステップの巻き戻しは発生しますか?
A:バトルステップの巻き戻し処理そのものは発生しますが、攻撃対象の再選択は行えず、中止となります。(13/10/30)
Q:上記バトルステップの巻き戻し発生が確定した後に《サイクロン》を発動してこのカードを破壊した場合、攻撃を続行する事はできますか?
A:いいえ、バトルステップの巻き戻し処理は、モンスターの増減が発生した直後に行われ、この時点でグラヴィティ・バインド−超重力の網−》の効果が適用されるため、攻撃は中止になります。
効果処理後に発生するクイックエフェクト発動可能なタイミングは、巻き戻しおよびその結果による攻撃中止後からとなります。(13/10/30)