《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
Magic Ruler −魔法の支配者−で登場した速攻魔法。
フィールド上の魔法・罠カード1枚を除去する効果を持つ。
魔法・罠除去カードの代表的カードである。
表側表示・裏側表示に関係なく破壊でき、速攻魔法なのでフリーチェーンかつ手札から発動可能であるため、汎用性が高い。
伏せられたこのカードが相手の伏せ除去の対象にされた場合、チェーンして相手の魔法・罠カードを破壊することで、相手の伏せ除去が無駄打ちとなり、アドバンテージを得ることができる。
ほかにも、相手がセットしたターンのエンドフェイズに伏せられたこのカードを発動することで、対象のチェーン発動を許さず、確実に1:1交換に持ち込むテクニック「エンドサイク」がある。
- 「サイクロン(Cyclone)」とは、インド洋で発生する熱帯低気圧のこと。
また「大竜巻」「大暴風」という意味も持つ。
日本近海で発生した場合は「台風(Typhoon)」と呼ばれる。
- 第4回カリスマデュエリスト最強決定戦「カイザー海馬vs千丈目」においてカイザー海馬が使用。
《魔導戦士 ブレイカー》の効果を使わずこのカードを使用したため、反撃を許している。
- 原作・アニメにおいて―
アニメDMではオリジナルエピソード「ドーマ編」において闇遊戯が使用。
その他にもジーク、レオン、ヴィヴィアン、杏子、海馬と様々なキャラクターが使用している。
- アニメGXでは「十代vsカイザー亮」(1戦目)における亮の使用を皮切りに、以降も吹雪、三沢、エド、明日香、翔、ユベル等の多くのデュエリストに使用されている。
謎の影によって不具合が起きて回収されたカードの1枚でもある。
- アニメZEXALでは「遊馬vs凌牙」(2戦目)で凌牙が使用。
遊馬の伏せていた《バトル・ブレイク》を破壊した。
また、WDC開催前夜において、等々力が3枚所持しているのが確認できる。
- Dチーム・ゼアルの「遊馬vs鉄男」戦において、鉄男の最初の手札に存在していたのが確認できる。
- アニメARC-Vのストロング石島のCMで、このカードが確認できる。
- DM、GX、5D's、ZEXAL、ARC-Vとアニメ作品を通じて使用されている数少ないカードの1枚である。
関連カード †
―カード名類似
収録パック等 †
FAQ †
Q:《サイクロン》を別の《サイクロン》で破壊する事はできますか?
A:可能ですが、最初の《サイクロン》は「すでに発動している」ので、その破壊効果は止められません。
これを止めるには、「〜の効果を無効にし、破壊する」と書いてあるようなカードでなくてはなりません(例:《マジック・ジャマー》)。
Q:《サイクロン》の発動時に、そのとき発動した《サイクロン》自身を破壊対象に選択できますか?
A:いいえ、発動した《サイクロン》自身を選択することはできません。(08/06/04)