通常魔法 自分の墓地に「サイバー・ドラゴン」が存在する場合、 以下の効果から1つを選択して発動できる。 自分の墓地に「サイバー・ドラゴン」が3体以上存在する場合、両方を選択できる。 「サイバー・リペア・プラント」は1ターンに1枚しか発動できない。 ●デッキから機械族・光属性モンスター1体を手札に加える。 ●自分の墓地の機械族・光属性モンスター1体を選択してデッキに戻す。
ストラクチャーデッキ−機光竜襲雷−で登場した通常魔法。
墓地に存在する《サイバー・ドラゴン》の数によって、機械族・光属性モンスターをサーチかデッキに戻す効果を、片方または両方適用できる効果を持つ。
墓地で《サイバー・ドラゴン》として扱うカードは多く、発動条件を満たすこと自体は容易。
その内の1体である《サイバー・ドラゴン・コア》はこのカードをサーチすることもでき、【サイバー・ドラゴン】なら効率良く使える。
また《サイバー・ドラゴン》自体は汎用性が高いため、光属性・機械族中心のデッキでも採用は可能。
2種類の効果を両方使う場合は《サイバー・ドラゴン》を複数貯め込む必要があり、【サイバー・ドラゴン】でもやや手間がかかるので、終盤で狙うことになる。
1つ目の効果は光属性・機械族をサーチする効果。
レベルの制限もないため、発動条件の《サイバー・ドラゴン》はもちろん、《サイバー・エルタニン》もサーチできる。
2つ目の効果は墓地の光属性・機械族をデッキへ戻す効果。
基本的にモンスターは墓地にある方が使い勝手が良く、融合モンスター等の再利用を狙う場合か、サーチ・リクルートと併用する場合に狙うことになる。
1つ目の効果は汎用性が高く使って困ることは殆どないが、2つ目の効果を欲する状況は限られる。
アドバンテージ面を考えても片方を使うならばほぼ1つ目の効果が選ばれるはずなので、2つ目の効果はどうしても使いたい場合の選択肢程度として見ていい。
1つ目の効果が入用になったらすぐに使って行っても構わないだろう。
最大の問題は、一つの効果しか選択出来ない場合でも墓地に《サイバー・ドラゴン》を必要とすること。
《サイバー・ドラゴン》自体の攻撃力も低くなく、その派生系にしても相手に破壊してもらうのを期待するのでは、速度的にも効率的にも宜しい戦術とは言えない。
引いてすぐに使えないというのは今日の環境では無視できない問題であり、その上この問題は投入枚数が増えれば増えるほど顕著に表れてくる。
墓地に《サイバー・ドラゴン》を落とす手段を充実させる、枚数を調整する等の下準備があって初めて効果的に使用できるカードであり、安易な大量投入は控えるべきである。
―イラスト関連
Q:両方の効果を使う場合、必ず上の効果から処理する必要がありますか?
A:はい、両方の効果は同時に行う扱いではなく、必ず上の効果から処理する扱いになります。(13/12/07)
Q:両方の効果を選択して発動した効果解決時に自分のデッキの機械族・光属性モンスターが存在しなくなった場合、または対象に選択した自分の墓地の機械族・光属性モンスターが存在しなくなった場合、残りの選択した効果は適用されますか?
A:はい、適用されます。(13/12/12)