速攻魔法 自分にダメージを与える魔法カードの効果が発動した時に発動できる。 その効果によって自分が受ける効果ダメージは0になる。 また、このカードが墓地に存在する限り、 「異次元の古戦場−サルガッソ」の効果によって自分が受ける効果ダメージは0になる。 セットされたこのカードが墓地へ送られた時、 デッキから「異次元の古戦場−サルガッソ」1枚を手札に加える事ができる。
JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した速攻魔法。
発動時に魔法カードによる効果ダメージを0にする効果と、墓地に存在する限りに《異次元の古戦場−サルガッソ》による自分へのダメージを0にする効果、セット状態で墓地へ送られた時に《異次元の古戦場−サルガッソ》をサーチする効果を持つ。
第1の効果はバーンの回避であるが、相手からの魔法カードによるバーンはほとんど見られない。
よって、自らの《異次元の古戦場−サルガッソ》のダメージを回避しつつ、墓地にこのカードを落とすのが主な使用法となる。
第2の効果により、いかなる方法でも一度落としてしまえば自分は《異次元の古戦場−サルガッソ》のダメージを受けなくなる。
第3の効果は《テラ・フォーミング》で十分であり、敢えて狙うほどの効果ではない。
もっとも、あって困る効果でもないので、使い途のない時にはブラフとして伏せておける。
このカードの致命的な点は、サポート先の《異次元の古戦場−サルガッソ》の性能が極めて微妙という点に尽きる。
このカードでお膳立てをした所で、エクシーズ召喚1度につき500ダメージという軽微なデメリットでは、抑止力としてはあまりに弱い。
それは使用者自身にも言える事であり、このカードでデメリットを回避しなくとも大したダメージにはならない。
そもそも、《異次元の古戦場−サルガッソ》はエクシーズモンスターを使わないデッキであればデメリットを回避できるため、わざわざこのカードを採用してまでダメージを防ぐ意味は薄い。
メタとしてもピンポイント過ぎる上、バーン対策なら《デス・ウォンバット》などより汎用性の高いカードが多く存在する。
《異次元の古戦場−サルガッソ》共々、あえて使用する意味は現状見いだせないカードと言わざるを得ない。
Q:サーチする効果をダメージステップ中に発動できますか?
A:はい、発動できます。(13/05/04)
Q:「ダメージを発生させる『効果の発動』を持つ永続魔法」の裏側表示から表側表示へのカードの発動に対応しますか?
A:いいえ、それにチェーンする形でこのカードの『カードの発動』は行う事ができません。
なお、既に表側表示の永続魔法の『ダメージを含む効果の発動』にチェーンする形でこのカードの『カードの発動』は行う事は可能です。(13/05/24)