速攻魔法 (1):自分フィールドのモンスターがチューナー1体のみの場合に発動できる。 デッキからレベル4以下の「スピードロイド」モンスター1体を特殊召喚する。 そのモンスターの特殊召喚成功時には、お互いに魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
DIMENSION BOX LIMITED EDITIONで登場した速攻魔法。
下級スピードロイドをリクルートし、その特殊召喚に成功した時の効果の発動を防ぐ効果を持つ。
非チューナーのスピードロイドをリクルートしてシンクロ召喚に繋げられる他、そのチューナーと同じレベルのモンスターを出すことでエクシーズ召喚にもつなげられる。
チューナー1体のみという発動条件がやや厳しいが、通常召喚から発動できるので難しくはない。
しかし、展開時には腐りやすい上、チューナーに召喚権を使うことが多い以上、召喚権を大事にしたいスピードロイドとは相性が悪い。
特にスピードロイドでは重宝される《SRベイゴマックス》や《WW−アイス・ベル》などのフィールドに存在しない場合に生かせるカードとも相性が悪いのが難点となる。
この特殊召喚に成功した時にはお互いにカードの発動ができないため、《激流葬》等は発動されない。
しかし、それらを素材としたシンクロ召喚時などには発動されてしまうため、あまり大きなメリットにはなりにくい。
発動の制限は自分にも及ぶため《SRベイゴマックス》や《SR赤目のダイス》を特殊召喚しても効果は発動できず、デメリットの側面が強い。
下級の非チューナーのスピードロイドには召喚に成功した場合の効果を持つものも多く、効果を活かせない場合もある。
結果的に、このカード自体のメリットはそこまで大きくなく、採用すると逆に事故要因になる場合もあるため、採用するにしても枚数はよく考えたい。
《SRシェイブー・メラン》は相性が良く、このカードでリクルートすれば攻撃力2000で攻撃に参加できる他、弱体化効果を使った後でシンクロ素材として利用できる。
―イラスト関連