効果モンスター 星8/風属性/昆虫族/攻2300/守1600 自分フィールド上の昆虫族モンスター1体を生け贄に捧げる。 ターン終了時まで、このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
Vジャンプ(2005年12月号開始) 半年間定期購読特典で登場した風属性・昆虫族の最上級モンスター。
自分フィールド上の昆虫族モンスターを生け贄にする事で、攻撃力を上昇する起動効果を持つ。
昆虫族なので、《代打バッター》による召喚補助が可能である。
「1ターンに1度」という制約が無いので効果は1ターン中に何度も発動可能である。
しかし、レベル8でありながら生け贄1体の上級モンスターの攻撃力の標準値を下回る。
確かに効果を使えば生け贄1体で500アップし、2800と最上級モンスターとしてまともな攻撃力となる。
が、昆虫族には2800の攻撃力で、このカードよりもはるかに召喚の容易な《デビルドーザー》が存在しており、わざわざこのモンスターを召喚する意義は低い。
レベル8なので《トレード・イン》に対応しているが、《デビルドーザー》もその点は同じである。
《血の代償》《DNA改造手術》発動下で《暗黒プテラ》が居れば、ライフの続く限り攻撃力を強化することが可能。
だが、1ターンキルを狙うなら、キーカードが少なく召喚に生け贄が必要ない《キャノン・ソルジャー》を使った方が良さそうである。
相手がバーン対策を取っている場合でも、サーチが容易な下級モンスターであり、生け贄に種族指定のない《アイルの小剣士》が存在する。
《スケープ・ゴート》+《DNA改造手術》で昆虫族モンスターを複数展開し、一気に攻撃力を強化できる。
が、やはり《団結の力》《巨大化》等装備魔法を使う方が効率がいい。
昆虫族の最上級モンスターとしても、《ブレイン・クラッシャー》《アルティメット・インセクト LV7》等の方が明らかに強力。
一応、コントロール奪取したレベル7のモンスターや妥協召喚した《可変機獣 ガンナードラゴン》を《孵化》させることはできる。
しかし、それも同レベルで最初から攻撃力2800の《鉄鋼装甲虫》を使った方が良さそうである。