通常罠 コイントスで裏表を当てる。 当たりは相手の墓地のカードを全てゲームから除外する。 ハズレは相手の墓地のカードの枚数分、 自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。
Mythological Age −蘇りし魂−で登場した通常罠。
コイントスによって効果が決定し、当てれば相手の墓地を完全に封殺し、ハズレなら自分の墓地を肥やす効果を持つ。
ノーコストで発動できるフリーチェーンである上に、どちらの効果も強力なので、相手の戦略を封じる目的や自分の墓地にカードを貯める目的で使うことができる。
効果を自分で選べないので、基本的に【アンデット族】や【ライトロード】のような墓地依存度の高いデッキに入れ、相手も墓地依存型のデッキだったなら積極的に使っていくと良いだろう。
その際、《次元誘爆》など相手を有利にする可能性のあるカードは使わないようにしたい。
ハズレでも墓地を急速に肥やせるため【岩石族】に投入するのも手だが、《メガロック・ドラゴン》自体が墓地へ落ちないよう注意。
もしも墓地へ行ってしまったら、《死者転生》で回収したい。
相手の墓地次第では当たりなら《D.D.ダイナマイト》、ハズレなら《残骸爆破》3枚で1ターンキルが出来る。
【エクゾディア】なら墓地を一気に肥やし《補充要員》で回収するという手がある。
もちろん《エクゾディア・ネクロス》召喚の布石とすることも可能。
《現世と冥界の逆転》が禁止カードでない時代はこのカードとのコンボがとても強力であった。
しかしやはり欠点となるのは、当たりとハズレの効果を選択できない点であろう。
どちらも大きな影響を及ぼす効果ではあるが、それらを適所で狙って行えないのは非常に痛く、有用度を下げている。
除外効果を《D.D.クロウ》のように刺すようなピンポイントのメタとして使用したいだけならば、ただの成功率が半分しかないカードになる。
反対に墓地肥やし効果が序盤で出てしまうと枚数の少なさから効果の及ぼす影響は薄い。
終盤で出た場合は言うまでもなく、自らをデッキデスで追い込む効果になってしまう。
Q:《王宮の鉄壁》・《マクロコスモス》が場に出されているとき、このカードを発動できますか?
A:《王宮の鉄壁》の場合は発動する事はできませんが、《マクロコスモス》の場合は可能です。(10/08/15)
Q:自分のデッキの枚数が相手の墓地の枚数を下回っている場合、発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(09/09/30)
Q:発動後、なんらかの効果によって自分のデッキの枚数が相手の墓地の枚数を下回った時、ハズレの場合はどうなりますか?
A:《デビル・コメディアン》の効果解決時に、自分のデッキの枚数が相手の墓地の枚数より少なくなった場合であっても、自分のデッキのカードを全て墓地へ送ります。(09/04/02)