効果モンスター 星2/地属性/昆虫族/攻 750/守 600 リバース:相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ捨てる。
BOOSTER5で登場した地属性・昆虫族の下級リバースモンスター。
相手のデッキの一番上からカードを5枚墓地へ捨てる誘発効果を持つ。
相手のデッキに干渉する初のカードの1枚であり、今なお現役でデッキ破壊戦術を用いる際にキーカードを務める。
5枚という多めの枚数をデッキから墓地へ送るので、相手のデッキ切れをかなり早めさせることができる。
ランダムではあるが、キーカードとなる魔法・罠カードやマストカウンターを墓地へ送った場合には、有利な試合運びができるだろう。
とはいえ、【デッキ破壊】等の特殊なデッキ以外では採用は難しい。
最も多いタイプであるビートダウンでは、相手のデッキのカードを墓地へ送ることはアドバンテージに直接つながることはなく、重要視されない。
それどころか、墓地を利用するカードが多い環境では、相手に多大な墓地アドバンテージを与える利敵行為になってしまうケースがほとんどである。
ゆえにデッキコンセプトを熟考し、それに合った場合に投入しよう。
このカードと相性の良いカードは多数存在する。
同時期に登場した《ペンギン・ソルジャー》・《メタモルポット》との相性は抜群で、この3種モンスターをメインとしても【デッキ破壊】を作ることもできる。
これらは皆リバースモンスターなので、サポートカードも共有できるという利点がある。
《月読命》で繰り返し裏側守備表示にして、効果を何度も使用するという戦術も可能である。
《ネクロフェイス》でデッキ破壊する場合、自滅する前に相手を先にデッキ切れにするために利用できる。
墓地へ送ったカードを《墓穴の指名者》や《D.D.クロウ》で除外すれば相手は墓地のカードを利用できなくなる。
【カオスループ】では、《カオスポッド》・《召喚制限−猛突するモンスター》の無限ループに組み込めば相手を一気にデッキ切れにできる。
―《ニードルワーム》の姿が見られるカード
Q:相手のデッキが4枚以下の時、この効果は不発になりますか?
A:いいえ、通常通り効果の処理を行い、相手の残りのデッキを墓地へ送ります。(08/08/26)