通常罠 (1):自分フィールドのドラゴン族モンスター1体をリリースして発動できる。 リリースしたモンスターの攻撃力以下の守備力を持つ フィールドのモンスターを全て破壊する。
Struggle of Chaos −闇を制する者−で登場した通常罠。
ドラゴン族をリリースし、ステータスを参照して全体除去する効果を持つ。
フリーチェーンなので、相手の除去に対するサクリファイス・エスケープにしたり、シンクロ召喚・エクシーズ召喚・リンク召喚の素材が並んだところをまとめて処理したりできる。
だがリリースしたモンスターの攻撃力及び破壊するモンスターの守備力に依存するため破壊枚数は不安定であり、自分のモンスターを巻き込む恐れもある。
大半のモンスターが低守備力で統一されているフレムベル・ラヴァル・インヴェルズ等が相手なら低攻撃力のモンスターでも除去しやすいが、基本的には攻撃力の高いモンスターと共に使いたい。
攻撃力が重要視される環境のため、上級以上のモンスターをリリースすれば全体除去となる可能性も高い。
ただし、エクストラデッキのモンスターや最上級モンスターには高守備力のモンスターも多く、守備力を持たないリンクモンスターには全く通用しないので素材となるモンスターが並んだところを狙いたい。
このことは自分のコントロールするモンスターにも同じことが言え、自分のモンスターが巻き添えになるのを防ぐ手段にもなるので一長一短ではある。
リリースするためのモンスターとしては、特殊召喚しやすい《青眼の白龍》や《真紅眼の黒竜》、ペンデュラム召喚で再利用できるオッドアイズ等が扱いやすいか。
リリースと相性の良い《闇黒の魔王ディアボロス》も攻撃力が高く扱いやすい。
自壊の確定しているモンスターなら気兼ねなくリリースでき、裏側守備表示のモンスターなら奇襲的な除去が狙える。
ただし、同じくフリーチェーンでドラゴン族をリリースする除去には《崩界の守護竜》が存在する。
あちらは破壊枚数は2枚までだが、ステータスを問わず魔法・罠カードも破壊可能で、自分のモンスターを巻き込むことがないため、利便性では圧倒的に劣る。
こちらを活用する場合、対象をとらない効果である点や3体以上の大量破壊を狙える点を活かしたい。
―類似効果
―イラスト関連
Q:裏側表示のドラゴン族をリリースして発動できますか?
A:はい、可能です。(08/06/25)
Q:「リリースしたモンスターの攻撃力」とは、どのタイミングの数値を参照しますか?
A:フィールド上にて適用されていた時の攻撃力の数値を参照します。(11/11/29)
Q:《バーストブレス》の効果で、リリースしたモンスターの攻撃力以下の守備力を持つフィールド上の「裏側表示モンスター」を破壊できますか?
また、効果によりお互いのフィールド上に存在する「裏側表示モンスター」の守備力を確認することはできますか?
A:フィールド上に裏側表示で存在するモンスターの攻撃力と守備力の数値は確認する事ができないため、《バーストブレス》の『リリースしたモンスターの攻撃力以下の守備力を持つ、フィールド上のモンスターを全て破壊する』効果は適用されません。
したがって、《バーストブレス》の効果によって裏側表示で存在するモンスターを破壊する事はできません。(12/01/26)