《ファイヤー・ウォール/Fire Wall》

永続罠
相手が直接攻撃を宣言した時、自分の墓地に存在する
炎族モンスター1体をゲームから除外する事で、
そのモンスターの攻撃を無効にする。
自分のスタンバイフェイズ毎に500ライフポイントを払う。
払わなければ、このカードを破壊する。

 FORCE OF THE BREAKERで登場した永続罠
 墓地炎族除外することで相手直接攻撃無効化する効果と、スタンバイフェイズ毎の維持コストを持つ。

 防御カードとして機能する状況を限定するため、《くず鉄のかかし》等より汎用性は劣る。
 だが、炎族モンスターさえ墓地へ送る事ができれば、数ターンにわたり、相手攻撃を複数回無効化する事ができる。

 バーンを中心としたロックデッキと相性が良く、維持コストは許容範囲内である。
 ただ、攻撃を防ぐためだけに墓地アドバンテージを失うのは効率が悪く、相手から見れば《真炎の爆発》などの危険性を減らすためにむしろ積極的に攻撃してくる可能性が高い。
 ライフコストもあると言えど、直接攻撃可能という大ダメージを与えられる状況で相手破壊可能な状態で放置するとは考えにくい。
 使う場合は他の防御手段を保険として併用しておきたい。

 《ヴォルカニック・バレット》《ヴォルカニック・バックショット》効果によって墓地炎族を溜める事ができる。
 《ブレイズ・キャノン》を主軸とする【ヴォルカニック・バーン】?デッキを使う際は防御のために活用できるだろう。
 一方で、《炎帝近衛兵》は採用しにくくなる。

 除外コストが切れてしまったら、《異次元からの埋葬》で再び墓地に戻すという手もある。
 《星邪の神喰》を使えば除外コストを確保することも可能。
 無効化する事ができるのは直接攻撃に限定されるため、モンスターが残っていると使えない。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:このカードを既に発動している状態で、自分墓地炎族モンスターを大量に除外する目的で一回の直接攻撃に対してこのカードの効果を複数回発動する事はできますか?
A:既に発動している状態の《ファイヤー・ウォール》の効果を、一度の攻撃に複数回チェーンを組んで発動する事はできません。(09/09/01)


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