速攻魔法 自分フィールド上の「フォトン」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。 エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は700ポイントアップし、 守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、 その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。 また、選択したモンスターが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、 フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊できる。
EXTRA PACK 2012で登場した速攻魔法。
エンドフェイズまでフォトン1体の攻撃力を700アップし、貫通効果を付与する効果、この効果を受けたモンスターがダメージを与えた時に相手の魔法・罠カードを破壊する効果を持つ。
フォトンに限れば《突進》・《H−ヒートハート》の上位互換であり、《旋風剣》等の類似する条件の魔法・罠除去と比較しダメージステップに発動できる点から奇襲性が高い。
《フォトン・ケルベロス》ならば罠カードの発動を封じられるため更に安全な除去が狙え、単体でも《ライオウ》クラスを処理できる。
《フォトン・スラッシャー》ならば《マスター・ヒュペリオン》等の最上級モンスタークラスまで手が届く。
対象を確保でき、維持により更なる戦力増強が望める《フォトン・サーベルタイガー》との相性もよい。
上昇値が低いのが難点だが、これらのモンスターを使い分ける事の可能な《フォトン・リザード》を上手く利用すれば広範囲に対応できる。
守備表示になる《フォトン・クラッシャー》や実質的な戦闘破壊耐性を持つ《銀河眼の光子竜》では多少恩恵は受けにくいが、貫通により攻撃時に活かせるので無駄になる訳ではない。
連続攻撃を付与して条件を満たせば、2枚以上の魔法・罠カードの破壊も可能である。
しかし、フォトンで連続攻撃できるのは《超銀河眼の光子龍》だけであり、フィニッシャー向けの効果なので魔法・罠カードを破壊する意味合いは薄い。
《アサルト・アーマー》を《フォトン・スラッシャー》に対して使った場合は、複数枚破壊する可能性はある。
しかし魔法・罠除去を考えなければ単純に《収縮》や《禁じられた聖槍》でも似たような事はできる。
《奈落の落とし穴》を回避するなど、あちらにしかできない点があるのも事実である。
魔法・罠除去にしても、伏せカードを狙っても、攻撃が通った時点でその伏せカードは大して重要な役割を持っていない事が多い。
永続魔法や永続罠あたりがねらい目か。
必ずフォトンモンスターが必要になる点も使いづらく、結局それぞれに特化したカードと比較すると中途半端な点は否めない。
なお、自分のカードも破壊可能。
Q:フィールド上の魔法・罠カードを破壊する効果はチェーンブロックが作られますか?
A:はい、作られます。(12/10/13)