効果モンスター 星9/地属性/機械族/攻 500/守 500 (1):1ターンに1度、自分メインフェイズ1に発動できる。 このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで、「ブンボーグ009」以外の 自分フィールドの「ブンボーグ」モンスターの攻撃力の合計分アップする。 この効果を発動するターン、このカードしか攻撃できない。 (2):このカードが戦闘を行う場合、 相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。 (3):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、 代わりに自分フィールドの「ブンボーグ」カード1枚を破壊できる。
シャイニング・ビクトリーズで登場した地属性・機械族の最上級モンスター。
自己強化を行う起動効果、戦闘時カードの発動を封じる永続効果、破壊される代わりに他のブンボーグを破壊する永続効果を持つ。
(1)の効果は同名カード以外の自分フィールドのブンボーグモンスターの攻撃力を自身に集約する効果。
ブンボーグモンスターはいずれも低ステータスだが強化効果を備えており、それらをフル活用した上で発動すれば脅威的な攻撃力を得られる。
特に全体強化効果を持つ《ブンボーグ002》や自己強化効果を持つ《ブンボーグ001》等を複数並べれば殆どのモンスターを戦闘破壊できるだけの攻撃力になる。
しかし発動後は自身以外の攻撃を封じてしまうので、相手フィールドにモンスターが複数存在する場合は展開したブンボーグで戦闘破壊した方がアドバンテージ面で有効な事も多い。
このカードをアタッカーとして運用する場合、攻撃力を一点に集中できる事を利用して戦闘ダメージによる1ターンキルを狙うことになる。
また《ブンボーグ007》と《ブンボーグ008》同様守備力は上昇しないため、表示形式変更に弱い。
(2)の効果は《ジェムナイト・マディラ》等と同様の封殺効果。
ブンボーグの弱点である《魔法の筒》や《聖なるバリア −ミラーフォース−》等に強く、このカードによる1ターンキルを補佐できる。
(1)の効果も合わせれば《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》をも真っ向から殴り倒せる。
(3)はブンボーグを破壊の身代わりにする効果。
(1)の自己強化は相手ターンまで持続するため戦闘破壊される事は滅多にないが、効果破壊にも対応するため場持ちがいい。
身代わりにできるのはモンスターに限らないため、ペンデュラムゾーンの《ブンボーグ005》等を破壊の身代わりにもできる。
難点としては他のブンボーグ上級モンスターと異なりペンデュラムモンスターではないため、手札に来ると利用手段が乏しい点か。
ただその場合もペンデュラムスケール10を持つ《ブンボーグ005》か《ブンボーグ007》があればペンデュラム召喚できるので、ブンボーグ特化なら問題は少ない。
総じてブンボーグの中でも、柔軟性と引き換えに攻めに特化したフィニッシャー向けのモンスターと言える。
―戦闘時に相手の効果発動を封じる効果を持つカードは《ジェムナイト・マディラ》を参照。