《メタルシルバー・アーマー/Metalsilver Armor》

装備魔法
(1):装備モンスターが自分フィールドに存在する限り、
相手は装備モンスター以外のお互いのフィールド・墓地のモンスター及び
除外されているモンスターを効果の対象にできない。

 ユニオンの降臨で登場した装備魔法
 装備モンスター以外のお互いフィールド墓地除外状態のモンスター相手効果の対象にできない効果を持つ。

 大まかに言うと、存在する限り以下の複数の特性を適用する装備魔法である。

  1. 装備モンスター以外の自分モンスター相手によって効果の対象にされなくなる
  2. 相手モンスターカード装備できなくなる
  3. 《六世壊他化自在天》のような効果の対象が絡む展開型のカード発動できなくする
  4. 蘇生サルベージ帰還系の効果のほとんどを発動できなくする
  5. 《墓穴の指名者》《深淵の獣ドルイドヴルム》《深淵の神獣ディス・パテル》等、こちらの墓地除外ゾーンに及ぶメタカード発動できなくする

 《王家の眠る谷−ネクロバレー》にも迫る影響力とフィールドで使用されるカードへのメタを兼ねられる高い汎用性を持つ一方、装備モンスターまたはこのカード自身を狙って除去されると脆いため、使用時はこの欠点を埋める工夫が欲しい。

 幸い、この欠点を埋められるカードは多い。
 たとえば、《ラプテノスの超魔剣》《天子の指輪》《安全地帯》等と併用したり、相手効果の対象にならないモンスター装備させることで対象をとる効果発動を完全に封じることができる。
 《焔聖騎士−オリヴィエ》と併用することで上記の状態を作れ、装備魔法サポートにも優れた【聖騎士】【焔聖騎士】、同じく装備魔法に重点を置いた【御巫】等では採用を検討できる。
 前述の通りロックカードとしては群を抜いて優秀なので、《アームズ・コール》等で不意をついて発動できれば手痛い打撃を与えられるだろう。

 環境の高速化に伴い、《サイクロン》などの魔法・罠除去の採用が減り、対象をとらない効果を使えるモンスターを出すための蘇生を封じるといったことができるため、長持ちする場合もある。
 墓地から装備する効果と併用すれば消費を抑えられるため、除去されるにしてもアドバンテージ面では損にならない。

このカードを装備したモンスターをコントロールしている限り、
相手は装備モンスター以外のモンスター1体を対象にする
魔法・罠・効果モンスターの効果を使用できない。

現在と比べ、「自分フィールドに存在する」ではなく「コントロールしている」であり、対象にできないモンスターの領域が書かれておらず、効果の種類が書かれており、「対象にできない」ではなく「効果を使用できない」であった。
それが、コントローラーよりカードの位置を見る方が早く、領域を書くことで範囲が一目で分かり、効果の種類は全てなので省略、かつ対象にできなければ使用もできないのでテキストの削減になるなど、全体的に可読性が増している。

関連カード

―《メタルシルバー・アーマー》が見られるカード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:自分がこのカード装備モンスターコントロールしているとき、相手《ゴッドバードアタック》など複数のカード対象にするカードモンスター対象発動することができますか?
A:《ゴッドバードアタック》の場合、このカード装備モンスター1体と魔法・罠カード1枚を対象にする場合なら発動できます。
  装備モンスター1体と他のモンスター1体を対象にして発動する事はできません。(14/11/06)

Q:自分がこのカード装備モンスターコントロールしているとき、相手《ペンギン・ソルジャー》効果でこのカード装備モンスター1体と他のモンスター1体を対象にして発動できますか?
A:いいえ、その場合、カード装備モンスター1体のみを対象にして発動する事になり、2体のモンスター対象《ペンギン・ソルジャー》効果発動する事はできません。(14/11/06)

Q:自分がこのカード装備モンスターコントロールしているとき、相手墓地モンスター1体を対象にする効果発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(09/06/18)


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