《モイスチャー星人/Moisture Creature》 †
効果モンスター
星9/光属性/天使族/攻2800/守2900
このカードはモンスター3体をリリースして召喚する事ができる。
この方法で召喚に成功した時、相手フィールド上に
存在する魔法・罠カードを全て破壊する。
Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した、光属性・天使族の最上級モンスター。
リリース3体でアドバンス召喚する事ができる召喚ルール効果と、相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する誘発効果を持つ。
【天使族】ならば、《ジェルエンデュオ》でリリースを容易に確保できる。
魔法・罠除去を行った後は、自身の攻撃力や《オネスト》でモンスターも破壊していこう。
効果に拘らないなら、《神の居城−ヴァルハラ》・《アテナ》・《究極時械神セフィロン》で特殊召喚できる。
しかし、3体ものリリースを無効にされるリスクや、《奈落の落とし穴》の存在を考えると、重さが気になる。
複数の魔法・罠カードを破壊できる場面であるほどにリスクは上昇し、効果を最大限活躍させることは難しい。
そのため、近い立場の《ギルフォード・ザ・ライトニング》以上に、《神獣王バルバロス》に比べての使いにくさがあるのは否めない。
パフォーマンスこそ劣るが、より手軽に使える《氷帝メビウス》の存在もこのカードの立場を悪くしている。
使うならば《魔封じの芳香》や《フォトン・サンクチュアリ》なども必須になってくるだろう。
- 「モイスチャー(Moisture)」とは水分や湿気という意味の英単語であるが、このモンスターがどう関係するのかは謎である。
真DM2においては、母星の言語で「兄弟」を意味する単語であると発言している。
- 英語名では「Moisture」「Creature」と韻を踏んでいる。
- コナミのゲーム作品において―
元は真DM2で登場したゲームオリジナルモンスター。
「旧神族」という特殊な種族に分類されるモンスターだった。
「バトルで破壊されると周囲1マスをウィルス地形に変更する」という旧神族共通効果の他、「表側守備表示の間、敵のリーダー能力は無効化される」効果も持っていた。
エンディングにおいて複数のこのモンスターが並ぶカットが挿入されるが、ゲーム中では常に単体である。
- GCの「フォルスバウンドキングダム」では条件が極めて特殊なため、一番仲間にするのが難しいモンスターである。
しかも、このゲームの唯一の攻略本がこのモンスターの出現地を誤って記載しているため、どうしても入手できないプレイヤーが続出した。
また、最初からレベル5魔法を使用可能でステータスも高いなど、一見とても強く見えるが、低成長型の上にアクションポイントが非常に少ないという欠点がある。
ちなみに、下記にもある光線銃での攻撃名が「ジンクピリチオン光線」、自身の攻撃力を大幅に上げる効果名が「ミクロプロテイン補給」で、下記にもある傘状の物体を上に投げて使用する。
- カードイラストを見る限り、頭部(というより球状の物体)しか存在しないモンスターだが、ソリッドビジョンが見られる作品では全身が存在していることが確認できる。
頭の上でアンテナのような物体が回っており、イラストにもある光線銃で攻撃する。
DS作品においては守備表示にすることでもう一つの持ち物である傘状の物体を開く。
背中にはタンクを背負っており、その中には他の旧神族同様ウイルスと思しき物質が確認できる。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《カイザー・シーホース》とモンスター1体をリリースすることで、このカードの効果を発動できますか?
A:はい、可能です。